プロデューサーがなんか最近可愛い【あんスタ】 (ページ11)

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ウインクできるけど変顔になる。ページ11

やって来ました２ーＢ！

しかし、ここで問題発生。

真緒先輩がいないのだ。

私はじーっと教室内を見ていると、なるお姉ちゃんが気づいてくれた。

「あら、Aちゃんじゃない！どうかしたのかしら？」

そう言いながらドアの方まで来てくれた。

『あのね、真緒先輩さがしてるの。』

「ああ！彼なら多分、凛月ちゃんを起こしに中庭にいると思うわよ。」

『そうなんだ！ありがと～なるお姉ちゃん！』

「いいのよぉ。またいらっしゃいね！」

ウインク付きでバイバイしてくれたなるお姉ちゃんに感謝しながら、中庭を目指す。

爽やかに吹き抜ける風が吹いて、かすかに葉や草が揺れる。
強い日差しを高い木々が緩和してくれて、心地よい気持ちになる。

『ふぁぁぁぁ』なんて長いあくびをもらして、重たくなるまぶたを手でぐいっとあける。

とっても眠い。

けど、真緒先輩さがさなきゃ。

ふわふわした足どりで大きめの木を曲がろうとすると、

「おい、凛月！やめろって。」

「えぇ～。いいじゃん、別に～。」

なんか聞こえた。

私はもう一度あくびをして、『真緒先輩～。タオルですよ～。返しにきましたよ～。』って言いながら、木を曲がる。

『ふぁっ、ｗｈａｔ！？』

なんとなんと！凛月先輩が真緒先輩を押し倒しておりました！！

この光景はなんというか、ぼ、ボーイズ、ラ…ち、ちょっと私と思考が違うお姉様方が好むやつですよねっ！？

と、とりあえず落ち着くのだ私よ。

向こうの二人も焦っている。焦っているのは同じよA！

なにか…なにかこの異様な空気から抜け出せる方法を…！

『おぉ、お、お幸せにっっ！！』

振り絞った。

私頑張ったよ。

…アーメン。