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たくさん遊んで、美味しいもの食べて、飲んで、疲れたのか、みんな早くも寝静まった。

そんな頃、淳くんに呼ばれた。

淳「Aちゃん、寝た?」
「寝れなくて…」
淳「おいで」

淳くんの手が伸びてきて、腕の中に納まった。
体温が心地よくて、目を閉じた。

チュッ

「!」

その瞬間キスをされた。

淳「Aちゃん、いいにおい。バラ?」

背中に回された手が、服の中に侵入し、肌を撫でる。

淳「お肌もすべすべ。食べちゃいたい」

そして2回目のキスは深く甘い。

「エステして、バラ風呂にも入ったから……んっ」

指を絡め、身体中にキスの嵐を降らされる。

「ちょっと!」
淳「何?」

すぐ隣に、豊が寝ている。
肩を押し返し、抵抗してみる。

「豊が起きちゃう」
淳「見られながらするのも、また良いんじゃない?」
「良くないっ!」

構わず、わたしを抱きしめた。

淳「………今日、研二さんとシた?同じバラのにおいがする」

びっくりした。
淳くんのガーリーな笑顔が真顔に変わったと思ったら、そんな事を聞いてきた。
昼過ぎにジャグジーで研二さんと……

「…………」

ごめんなさい…。
答えられないでいると、淳くんは少し寂しそうな顔をした後、怪しい笑みを浮かべた。

淳「答えなくてもいいよ。俺はそういうのが欲しいんじゃないから…」

淳くんは、わたしじゃ反応しない。

「なんか、癪だな。淳くんにも良くなってほしいから……」

淳くんの物を口に含んだ。
微かな水音が漏れる。

淳「気付かれちゃうよ?」

豊「………(起きてるつーの)」

豊の方を見たが、眠っている様だ。

「気付いてないね」



淳「……Aちゃ…ん、ごめんね。ありがとう」

そう言って、淳くんはわたしを抱きしめた。

淳「スリルがあって、ドキドキするね」
「心臓に悪い」

罪悪感を抱きながら、甘い甘い淳くんの体温を感じながら、落ちた……。
この時は、豊に見られている事なんて知る由もなかった。

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匿名希望 - part2完結おめでとうございます。主人公の子供の父親だれだろう仝ζ鵑気―澆ん.リちゃん.ャンさんpart3はどんな話だろう (2017年4月9日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋色みさと | 作成日時:2017年3月28日 9時

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