チョコを好きな君達が好き【UndertaleAU】 (ページ5)

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３話ページ5

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『Ink、あんまり複雑すぎるから、この糸ナイフで切るね

危ないから絶対動かないでよ？』

「あ、そんなナイフでは切れないよ？」

『えっ』

どんだけ丈夫なんだよ、
地道に続けるしか無いのか…

あー、クソっ

縛ったのほんと誰だよ！
誰だか知らんけど、今度会ったらボコボコにしてやる！

ボクの恋人探し(？)邪魔しやがって！

と、心の中でゴタゴタやってると、近くからガサガサと音がした

ついでに一瞬、時空が歪む感じもした

『んあ？誰かいんの？』

「あっ、バレちゃった…」

茂みから出てきたのは、Player達のいる世界のチャイナっていう国で作られた西遊記という小説の孫悟空が頭にしている様な輪っかをはめた、全体的に黄色いSansだった(長いね…)

「僕はDream！なんかものすごい、怒りに近いネガティヴを感じたから来てみたんだ

それでInkが縛られてて、君がそれをほどいてるっていう、変な状況を眺めてたよ…？」

最後の部分が疑問形になってたり、自己紹介を終えた後ニコッと笑ったり、印象としては可愛らしいが、何故眺める必要があるのかがわからない

もっと言えば、眺めるんじゃなくて手伝って欲しかった

…ん？眺める…？そんな時間あるのだろうか、この子嘘ついてない？

この子…いや、Dreamがショートカットかなんかでここに来てから、眺めるような時間はないはず

「あ、えっと、ごめん嘘ついた
眺めてない」

Dreamは私の考えている事がわかっているかのように、発言を訂正してきた

口に出てたかな

『…口に出てた？』

「んと、僕ね、生物の感情が読めるから簡単な事なら何考えてるかわかるよ」

そういう事か、なら納得だ

「それでね〜、Dreamはポジティヴのガーディアンなんだ〜」

未だに気に吊るされているInkがDreamに続けて言う

吊るされてるのに喋って、気持ち悪くならないのかな…

骨だから大丈夫か

ポジティヴのガーディアンなら、ネガティヴのも居そう