極度の対人恐怖と悪女さん。【AU】

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「…本当に大丈夫か？オイラにはそう見えないな…。」




「疲れてんならオイラはこうする」とサンズさんは付け足し、床に寝転がると、私の肩を掴んで強制的に寝かせた。


…？行動の意味がわからない。



「あの…、何して…。」



「添い寝サービス」


ポンポンと一定のリズムでまるで子供を寝かせるように肩を叩かれる。それを見たエピックさんは「おいおい、Bruh。言っただろ？邪魔すんなよ…。」と言うと私の頭を持ち上げて自分の膝に乗せ、頭を撫でた。



「エ、エピックさんっ…？」



「ほいほい、赤んボーンなBruhは寝ちまえ」



エピックさんは私にふわりと自分の上着をかける。鼻にエピックさんのチョコチップクッキーの甘い香りがくすぐった。



別に私は疲れても眠くもない…。気がするけど。




「エピックさん、私別に」



「あーあーあー」



エピックさんに「私は別に眠くない」と言おうとするとエピックさんに言葉を遮られた。それも子供が用いるような方法で。



エピックさんは私に「お昼寝タイムだぜ。Bruh」と言うと私の目に手をかぶせて、強制的に目を瞑らせた。



目を瞑ると今までの疲労がどっと襲ってくる。




「えぴ…、」




こんなことで眠くなってしまうなんて。



少々自惚れていたようだ。




ここで睡魔に抵抗するのは面倒くさい。それに私が寝た方がサンズさんやエピックさんにとって得なのだろう。ここで寝てしまえば私は睡眠時間が取れてサンズさんたちは得をする。win-winだ。



そう思い私は睡魔に抵抗するのを止めて意識から手を離した。




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20000hitありがとうございます！
…これ本当に悪女系小説ですか？

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