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【もしもシリーズ】柏木が旦那だったら ページ4

柏木蒼葉。IT会社の若手社長であり、学歴はあの極才学園卒業後、海外の大学へ飛ぶ。大門医療グループとの接点もあり、親戚筋には世界で活躍する者が幾多も存在する。おまけに顔が良い。
海外でも数多の女性に言い寄られていたが、日本へ帰国後最初から決めていたように元同級生と結婚した。奥さんは特集を組まれるほどの美人。

今日本で知らない者はいない最前線を行く世界を動かす人物。

それが世間の知る“柏木蒼葉”だ。


「A〜…癒して、俺のこと超癒して…」
「なに、またなんかあったの?女の匂いがするけど」
「違うよ、これは違う。取引先の社長さんがキャバクラが好きで…」

浮気じゃないよ、と言う柏木はスリスリ頭を肩に擦り付けてくる。別に浮気は心配してないんだけど。

そう言えば姉貴がいたなぁ、とソファに座った私の膝に頭を乗せて空を見つめる蒼葉。
至近距離で知りたくもなかった姉の仕事姿を見ればみんなこうなるんだろうか。

確かにおじさん達にチヤホヤされている姉を見るのは少し…というかかなり嫌だけれども。

蒼葉はいつも、何か嫌なことがあれば私の膝枕を堪能する。


「そう言えば、またTVが私の特集を組みたいですって」
「……うぅーん…俺の奥さん美人だろって世間に自慢するには良いんだけど…これでAのこと好きになる奴が増えるのも良いんだけど…」
「安心して、どんな人に蒼葉と別れて俺と結婚してくれって言われても、私は蒼葉を選ぶから」


そういうと、嬉しそうに起き上がって私の髪を撫でる。
そして、触れるだけのキスをした。

愛おしそうな目。私を見るとき、蒼葉はいつもこの目をしている。


考えてみれば、学生の頃からかもしれない。


「俺も、この前海外出張した時、どんな女の人に言い寄られても、A以上にいい人なんて見たことないって思った」
「ふふ、ほんとかなぁ」


ほんとだよ、と言った蒼葉はそっと私を押し倒して甘えるように額をお腹に擦り付ける。
海外出張へ行く度に帰ってきて、やっぱりAは綺麗だね、と言う蒼葉。


「Aは…俺だけを見て、結婚を決めてくれた。他の人は俺の功績とか、家柄とか、そう言うものを見て、それから俺を見る。A、俺は君の全てを愛してる」
「…私も、顔だけを見て結婚を迫ってくる人に嫌気がさしてたけど、蒼葉は私の中身まで含めて愛してくれた。愛してるわ、蒼葉」


それに、あんな綺麗な人に番組内で言い寄られても貴方は『僕の妻以上に素晴らしい人はいなかった』って言ってくれたでしょう?
私も貴方以上にいい人は見つけられない。

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作者名:松々先輩 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年7月21日 13時

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