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「A〜！これでようやく俺たちの番だね〜！」
「よし、ハジメ、国見ちゃん、矢巾、金田一、渡くん、終わったらお菓子だよー」
「A？聞こえてないのかな？」
徹うっさい。
松川と花巻を無視したのはなんとなくだ。気分。
「さっさとサーブしろよクソ川」
「ひっど！！久しぶりなのに扱い鬼じゃない！？」
「まだマシよね。ね、ハジメ」
「あぁ、そうだな。早くしろよクソ川」
二人とも俺の幼馴染じゃなかったっけ…と遠い目をしてバリボーを眺める徹。
そんなこと今何か関係ある？
不思議がっていると、チラッと徹に顔を見られる。
なんだよ。
「……徹もいつも通り頑張れば良いんじゃないですかね」
「なんかヤダ！もっと気持ち込めて応援して！」
「めんどくせー……」
そうボソッと言うと、A、とハジメに名前を呼ばれて目配せされた。
なるほど、面倒な事になるから素直に応援しろと。
「徹ー！かっこいいとこ見せて〜！」
「案外Aさんって可愛いんっすね」
「おい誰だ案外つったやつ。目ぇ逸らしてもわかってんだぞコラ。おいそこの音駒。聞いてんのかコラ」
口、とバシッとハジメに頭を叩かれる。
いったい…徹より手加減してるんだろうけど痛い…。
なにすんのよー…と愚痴る。
ハジメ、わかったからこっち見ないで怖い。
「じゃあどうぞ〜…はぁ……」
「A！ちゃんと見ててね！？及川さんのかっこいいサーブ！」
「なんであいつあんな面倒なんだろ…」
ちゃんとサーブキメるのやめてよね…。いじるところないじゃん。
じゃあ次まっつん、と声をかける。
その次がマッキーで、そんでハジメね。
「3年は終わったからー…2年！矢巾、わたるん、狂犬ちゃん！」
狂犬ちゃんって徹のこと嫌ってるっぽい？
でも私のこと嫌いじゃないよね！可愛いね。
ニコニコしながら2年のサーブにスコアを付けていく。
あぁ、可愛い…。後輩は可愛い。
「2年生終わったから1年ね〜！ほら、徹とハジメは私服でしょ？」
「Aもじゃん」
「私はこれ終わったら行くわよ」
徹の選んでくれない？とハジメに頼む。
そうでもしないとマジで笑えないの選んでくるし。
国見ちゃんと金田一、とブツブツ言っている。
行きまーす、と言うヤル気のかけらすらない声が聞こえ、えげつない音。
「はい、交代。金田一〜」
「はい！行きます！」
「やる気があって良いね」
私はそのやる気、1年の頃に捨てたよ。いや、マジで。
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松々先輩(プロフ) - キースさん» ありがとうございます！！及川さんかっこいいですよねーー！！これからも頑張ります！ (2021年7月3日 22時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 及川さん推しなので、とっても面白くて嬉しかったです！！松々先輩さんの作品の中でもダントツで好き…これからも頑張って下さい！応援してます(｀・ω・´) (2021年7月3日 21時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - いちごあめさん» ありがとうございます！！これからもゆるゆるギャグで頑張ります！ (2020年12月31日 13時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ(プロフ) - この作品大好きです、！これからも頑張ってください！応援してます（；；） (2020年12月30日 22時) (レス) id: 67dfec1e53 (このIDを非表示/違反報告)
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