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「はぁっ、じゃあ…ん、ぁ…はっ……えっと、レシー、ブ…」
「……一回落ち着きませんか…」
「えっ…な、んで…？」
クロ追いかけた影響で息切れてるけど気にしないでね。
あの後壁に追い詰められてこしょばされた。
いつか復讐してやるからな。
夕食の秋刀魚クロのだけ焦がしてもらうように潔子さんか雪絵ちゃんに頼むし。
かおりでも可。
「それじゃあボール上げまーす」
きちんと私に返してね、と叫んでボールを高く上げる。
まずしょーよーの方に落とせば、飛んで行く飛んで行く…徹の頭に直撃した。
流石に凄い音したから大丈夫かな、とは思ったけど涙目でこっちを睨んでいるので通常運転。
「ごっめーん！気をつけるー」
「本当にも〜…」
「大王様…！すみませんすみませんすみません」
エンドレス謝罪をしているしょーよー。
そんなに謝る話じゃないよ…わざとじゃないんだし…。
「ねっ？しょーよーもこんなに謝ってるんだしさ」
「おチビちゃん気を付けてよね〜」
「すみませんすみませんすみません」
「も、もう良いって…」
それじゃあ次リエーフねー、とリエーフにボールをあげる。
リエーフも予想外なところへ飛ばしたけど。
「国見ちゃん危ない！」
「え」
とりあえず走ったけど間に合わないよね、知ってた。
国見ちゃん倒れる……！！
バシッ
「っ……」
「！と、徹！」
「もー、二人とも気を付けてよ〜？」
すみません！！と謝るしょーよーとリエーフ。
良いよ、と爽やかな笑みを浮かべる徹。
いやでもあれ…怪我してない？突き指？
ちょっとだけ…ほんの少しだけ、手を庇ってる気がする。
「……ごめんやっくん！この二人お願いできる？」
「おう！任せろ！！」
「ありがとう！」
もう一人爽やかな笑みのお母様がいらっしゃった。
Aさん行かないでください！！と可愛い(笑)後輩に引き止められるが、私は指導よりもテーピングの方が慣れているのだ。やっくんの鬼指導頑張って〜！
しかも私以外は色々忙しそうだし、私以外徹の怪我にも気づいてないみたいだし…。
「徹」
「ん？なーに…」
「手。見せて」
え、なんで…と一歩下がる徹に一歩近づく。
お見通しなのよ、幼馴染ナメないでよねー。
渋々という風に手を出す徹。
私は指に丁寧にテーピングを施す。
「はい、おしまい。隠さないで言ってよね〜…」
もっと悪くなったら困るんだから、と言えば、ムスッとした様子でわかったよー…と呟いた徹だった。
昔から心配させてもくれないよね…。
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松々先輩(プロフ) - キースさん» ありがとうございます！！及川さんかっこいいですよねーー！！これからも頑張ります！ (2021年7月3日 22時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 及川さん推しなので、とっても面白くて嬉しかったです！！松々先輩さんの作品の中でもダントツで好き…これからも頑張って下さい！応援してます(｀・ω・´) (2021年7月3日 21時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - いちごあめさん» ありがとうございます！！これからもゆるゆるギャグで頑張ります！ (2020年12月31日 13時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ(プロフ) - この作品大好きです、！これからも頑張ってください！応援してます（；；） (2020年12月30日 22時) (レス) id: 67dfec1e53 (このIDを非表示/違反報告)
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