142話★ ページ2
柏木「無理無理無理無理無理無理無理無理!!」
大門「いけるってー、なぁ?」
柏木「友やめて!?」
絶対無理だから、決まってるから!と嫌がる柏木をプールに引きずり込もうとする大門。
あそこ仲良いな…羨ましいくらい仲良いな…いや、別にあそこ二人と戯れたいとかじゃないよ?
それじゃあ早速プール入ろうね。
先生「今日はクロールやるぞ」
「クロールだって」
小田「僕クロールできないんだよね…犬かきならできるよ。あとバタフライ」
「逆になんでバタフライできるの?」
そういえば水泳部って誰がいるっけ?と笑顔の小田くんはプールの水面をじっと見つめている。
…えーっと、いるっけ?
知り合いにはいないなぁ、なんて言いながらぼーっとしていると、俺水泳部だよ、という声が。
……え?
聞いたことない声だったけど…。
兒玉「俺、
「兒玉…くん」
兒玉「兒玉くんじゃなくていいよ。兒玉で」
気さくな人だなぁ…と思う。
壟姫って凄い名前だよね、と笑いながら言う壟姫くん。
壟姫って、確かに凄い名前だ。珍しいよね。
「えーっと…どうして水泳部に?」
兒玉「まぁ…姉が水泳選手ってこともあって、中学部に入った瞬間水泳部に引きずり込まれて…でもウチ、水泳の才能はあるみたいで。結構良いトコまで行けたんだよね」
え、もしかして兒玉のお姉さんって、あの…?
世界大会にも出た有名選手だ。
まぁ『兒玉』って苗字、珍しいし…そうね、確かに考えてみればそうかもしれない。
兒玉選手凄い美人だから…雰囲気も似てる。
兄弟ってやっぱり似るものなんだろうか。
そう思って、自分の出来損ないの兄と弟を思い出し、絶対に似てない、と確信する。
似る兄弟は似るのだ。
兒玉「それで、あの先生。水泳部のコーチなんだけど、俺の従兄弟」
「…えぇっ!?似てないねぇ…」
小田「僕たちの知ってる従兄弟って、かなり似てるからねぇ…」
佐田「なぁ小田、あいつのことどうにかしてくれ」
小田「噂をすれば」
は?と首を傾ける佐田。
佐田と従兄弟の藤井はかなり顔が佐田と似ている。
それは、佐田と藤井のお母さんが一卵性の双子で、佐田も藤井もお母さん似だからだ。
*☼*―――――*☼*―――――
『
・姉が有名な水泳選手で、家族全員水泳の才能がある
・肌の焼けた好青年
・子供の頃はわんぱく坊主だった
クラス…B組
部活…水泳部
「Aってやっぱり綺麗な顔してるよな!今度親に紹介したいくらい」
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松々先輩(プロフ) - らっぴょこさんさん» ありがとうございます〜!!一癖も二癖もあるウチの子たちをそんなに褒めてくださって…画力と文才!?あー!ありがとうございます〜!!これからも頑張ります!! (2020年8月2日 15時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
らっぴょこさん(プロフ) - とっても面白いです!皆ユニークで大好きです!ところで、素晴らしい画力と文才があるんですね!羨ましいです、、、これからも無理の無いように頑張って下さい!応援してます! (2020年8月1日 20時) (レス) id: c590781f3e (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - びびちゃんさん» ありがとうございます!!そう言っていただけると嬉しいです!これからも更新がんばります! (2020年2月1日 19時) (レス) id: 884552bd5f (このIDを非表示/違反報告)
びびちゃん - 面白いです!更新頑張ってください。 (2020年2月1日 16時) (レス) id: 122cd8c013 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - しつさん» ありがとうございます!!綾くん良いですよね! (2020年1月4日 19時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
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