作者’s birthday 7/18 ページ5
「よぉよぉ美原さんよぉ」
美原「?どうした、キャラ変わってんぞ」
珍しく正論をぶつける美原。
クソ、なんかムカつくな…。
今日は作者の誕生日なんだってさ、と言うと、ふーん、と言った後親子丼のご飯を口に掻き込んだ。
え、待って自分の作者だよ?なんでそんなに無関心なの?
美原「だって、俺の誕生日が今日なわけじゃないし」
「でも作者がいなきゃ私たち生まれてないのよ?」
美原「それもそうだけどさ……もう生まれてるし、読者さんの頭には俺らは残るだろ」
今更いなかったことになんてできねーって、と言ってお茶を飲み干す。
…それもそうね。
「確かにそうよね……何をこんなに、作者の誕生日を祝わなきゃって思ってたのかしら……」
美原「固定概念を外せよ〜」
野口「そうそう、Aはもっと気楽に生きなきゃ。いつか疲労で死ぬよ?」
大門「それ割と笑えない冗談だよね…」
そう言ってふかふかの白ご飯を口に運ぶのは、さっきお弁当を食べていたはずの大門だ。
お前らに慈悲の心はないのか。
作者悲しんでるんだからな。
界「みっちゃん!!」
美原「ぅぉっ、何、りょーちゃん」
界「みっちゃんは男じゃないんか!」
……え、えぇ…。
何かを急に語り始める稜くん。
どう言うこと?待ってわかんない。
私達が混乱している横で、どんどん話は進んでいく。
界「なんで自分を作ってくれた人の誕生日を祝おう思わんのか!わしゃ全身全霊で正々堂々と祝いたい思うとるのに!なのに…なして……!」
「え、えっと、稜くん?」
あー……と美原が箸を置く。
なんか知ってる風だけど…。
美原「コイツ、人の誕生日とかめちゃくちゃ祝いたくなるタチっていうか、まぁ、そんな感じ」
「なるほどね」
性格までイケメンなんか…そりゃあモテるわな、うん。理解。
なんか熱く語ってるけど…。
落ち着けよ、な?と稜くんをなだめる美原。
稜くんはだんだんヒートアップして行ってる。
飛び火がくる前に退散しよう、と大門が席を立つのを私は見逃さない。
「大門?」
大門「……はぁ、めんど……」
最悪なんだけど、とボソッと言った大門。
聞こえてるんだけど。
いや、違うか、コイツ聞こえるように言ってんのか。
ムカつくな、おい。
美原「Aからもなんか言ってやれよ!」
「えー……私ぃ?」
飛び火来たの私だったわ。
「稜くん、確かに作者の誕生日は祝わなきゃ、と思うよ?普通の作者だったらね?でもさ、アレだよ?アレ」
界「……それもそうじゃのぉ……」
万事解決である。
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松々先輩(プロフ) - 匿名さん» 分かりました!ありがとうございます! (2019年8月17日 18時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - こちらの作品で使われているのは花杜あみり様のCSSですよね?花杜様のCSSは壁紙,フォントなどの改変を禁止しております。直していただけたらと思います。続編の方もフォントを元に戻してください。お話はとても素晴らしいです! (2019年8月17日 14時) (レス) id: a482dec14b (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 天岸悠樹さん» 猪原:まじ!?久しぶりだなー、読んでくれてあんがと〜!2も出てるからよろしくな! (2019年3月7日 1時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
天岸悠樹(プロフ) - 久しぶりに見てます…悶えてます…(コソッ (2019年3月7日 1時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - ともともさん» 飯島:そっか!!ありがとう!意見くれて嬉しい! (2019年1月22日 0時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
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