8話 ページ10
小田「ねぇAちゃん。今日一緒に帰らない?」
「あー…ごめん、ちょっとね…」
小田「用事?なんの?」
「部活入らなきゃなんだってさ。私、女子一人だし、ちょっと抵抗あってね?家に帰ってゲームしたいわけですよ」
小田「Aちゃんらしいね。…そうだ、マネージャーとかどう?」
「マネージャー……?」
小田くんのキューティーフェイスが私の目の前に。
ヤベェ、肌超綺麗。透き通ってる。
マネージャー…かぁ…。
小田「楽じゃないだろうけど、なかなか楽しいと思うよ?」
「…へぇ、良いねぇ。うちの学校にはどんなスポーツ部があったかなぁ…」
よし、先生に聞きに行こう。
そう思い、小田くんには先に帰ってもらった。
「あのー、先生〜!部活の件なんですけどー」
先生「あぁ、Aか。決まったのか?」
「いえ、まだ。友達にマネージャーはどうかって勧められて。運動部ってなにがあるのかなーって」
先生「たくさんあるぞ?そうだな、リストにでもするか」
ちょっと待ってろよ、と机に戻る先生。
イケメンでイケボ。うん、いい感じ。
じゃあこれな、としばらくして戻ってきた先生に、お礼を言って帰る準備をする。
リストを見ながら廊下を歩いていると、ドンッと誰かにぶつかってしまった。
「いったぁ…!あ、ご、ごめんなさい!」
東「いや、大丈夫…って!A!?」
「ってぇ!東じゃないの!!何してんの!?」
東「いや、俺は…今から帰るとこ」
……いや、そうなんだろうけど。
当たり前のことを聞いてしまって申し訳ないって気持ちと、なんでコイツと放課後まで顔を合わせないといけないんだ…という気持ちが混ざり合う。
……いや、嫌だね。
東「…ところで、お前何か付けてんのか?すっげぇいい匂いしたけど」
「なっ…何も付けてないわよ!」
東「へぇ、じゃあそれAの匂いなの?俺好きだよ」
「っ……!!」
私はコイツが大嫌いだ。
この、柏木とはまた違ったタラシ感。なんだ、交わせない。
顔を不覚にも真っ赤にしていると、はっはーん?と言う憎たらしい笑み。
東「今お前、ドキッとした?」
「はっ?ばっかじゃないの?するわけないでしょ、この腐れ頭野郎」
東「くさっ…マジ可愛くねぇ!」
「可愛くなくて結構よ!あんたに可愛いって言われても鳥肌が立つだけだわ」
なんでコイツが唯一の女子なんだよ…と頭を抱える東の腹を思いっきり蹴る。
コレが唯一の女子ですけど何かぁ?
___
マジですみません、機器取り上げられてました…。
更新頑張ります
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松々先輩(プロフ) - miyuiさん» ありがとうございます☺️嬉しいです!が、睡眠はしっかりとってくださいねw (2021年12月7日 0時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
miyui - 夜中、腐女子が(関係無い)布団の中で隠れながらこの小説を読む…あっ、午前2時だ明日学校どうしよう…宿題やってない…終わったああああ(つまり時間忘れるほど面白いってことです) (2021年12月6日 23時) (レス) @page20 id: 5e526ca5d2 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - らっぴょこさんさん» ひぃ……ありがとうございます!!嬉しいですー!!これからも頑張ります! (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - おにぎりさん» 良いですね、彼氏いらっしゃるんですね……私の元カレは美原って名前でした (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - 私の彼氏も岩本です。運命ですね (2020年9月14日 4時) (レス) id: 6f3eaef604 (このIDを非表示/違反報告)
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