７話※ ページ9
「ふざっけんな畜生！」
柏木「お〜い、Aー、口調」
食堂。
柏木と向かい合って昼食を食べている。
柏木に今、愚痴を言っていたところだ。
愚痴は聞いてくれる柏木。
こう言う時はイケメンだと思う。
「大体さぁ…みんな私のこと女子だと思ってないよね？…おいそこで今驚いてる顔してるやつ。殴るよ？」
柏木「そう言うところだと思うけどな。早く食わないと俺が喰うぞ」
「食うの表記が違う気がするんだけど」
気のせいじゃない？と微笑んだ柏木。
私それより後ろの女子校の塀に捕まってキャーキャー言ってる女の子が気になるかなー。
柏木モテすぎわろし。(ちなみにわろしってのは古語で、意味は面白くない的な感じ)
柏木「ところで今度、俺の弟に会って見る気ない？」
「……弟？」
え、いたの？
柏木の弟かぁ…顔は良いんだろうなぁ…。
「会おっかなぁ…」
柏木「お、マジ？ただ今Aの為に色々育成中」
「あ、やっぱ辞めとこーっと…」
そう言って最後のカツを口に放り込む。
うん、美味しい。
「おばちゃん！すっごい美味しかった！ご馳走様でした！」
「あらぁ…そう言ってくれると嬉しいわ〜。ご飯の作り甲斐があるわねぇ」
優しく笑いかけてくれるおばちゃんに再度お礼を言い、教室に戻る。
って言うか、戻ろうとした。
美原「よっ！」
「…………お引き取りください」
美原「嘘でしょ！？せっかく見つけたのに！」
「知らんわ…」
美原「ところで、柏木と何してたんだ？」
……え、いや、勝手でしょ…。
なんか笑顔が怖いんだけど。
ご飯食べてただけだよ、と言えば、そっかぁ！といつもの笑みを取り戻す美原。
いや、今のなんだったんだ。
美原「いや、Aが浮気なんてするはずないもんなー。疑ってごめんな？」
「は？」
コイツ本当に頭大丈夫？
私コイツと付き合った覚えないんだけど。
頭の中に疑問符が浮かびまくっている。
すると、そんな私をチラッと見て、美原が笑った。
美原「そっか、覚えてないんだ」
「え？」
美原「昨日あんなに激しかったしな」
「え、いや」
美原「ごめん、今度から気をつける」
「前も次もないんだけど」
……え、本当にしちゃったのかな…。
いや、そんなわけないよね…え、ないでしょ？
ありえるとしたら…昨日の、夜……。
「……え？」
美原「嘘だよ。する訳ねぇじゃん。なんで俺がお前と」
「それはこっちの台詞だよボケ！！一回死んどけ！」
美原「いってぇえ！ケツ蹴んなよぉおお」
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
松々先輩(プロフ) - miyuiさん» ありがとうございます☺️嬉しいです！が、睡眠はしっかりとってくださいねw (2021年12月7日 0時) (
レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
miyui - 夜中、腐女子が(関係無い)布団の中で隠れながらこの小説を読む…あっ、午前2時だ明日学校どうしよう…宿題やってない…終わったああああ(つまり時間忘れるほど面白いってことです) (2021年12月6日 23時) (レス) @page20 id: 5e526ca5d2 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - らっぴょこさんさん» ひぃ……ありがとうございます！！嬉しいですー！！これからも頑張ります！ (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - おにぎりさん» 良いですね、彼氏いらっしゃるんですね……私の元カレは美原って名前でした (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - 私の彼氏も岩本です。運命ですね (2020年9月14日 4時) (レス) id: 6f3eaef604 (このIDを非表示/違反報告)
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