Forty one episodes ページ47
「今日が最終日だなんて、夢は一瞬ねー」
「そうね…まぁ懐かしい気もするかな〜」
最終日、特にすることもなかったのでトト子と一緒に散歩をする
グッと伸びをしながら言うトト子は、私を見て言った
私はそれに当たり障りのない返事をする
でも…確かに、少し名残惜しい気もするかな…
カラ松と見た花火、すごく綺麗だった…
「……惚けてるの？トト子といるのにー」
「えっ、な、なんっ……」
「なんでって、そりゃあ、親友だからね！Aの考えてることくらいわかるわよー」
昨日のカラ松君でしょ、とドンピシャで当てられてトト子から目をそらす
やっぱりねー、と満足そうに笑ったトト子はそれで、どうだったの？と私の顔を覗き込んだ
……そうだなぁ…
「まぁ…お酒飲んで、少し駄弁った…かな」
「え？夜の営みは？」
「えっ！？し、してないわよ！？っていうか変なこと聞かないでよ！！」
いいじゃない女同士だしー、とケラケラ笑ったトト子を道行く男たちが眺めている
とりあえず死ねばいい
良くないわ、とため息をついて時刻を確認すると、もうそろそろ出る時間だ
戻らなきゃなー…
「…でも、幸せそうでいいわねー。私なんてまだ独り身よ？独身で一生過ごすなんて…プライドが許せない！！」
「……それじゃあ六つ子とか相手してあげればいいのに…」
「トト子はみんなのアイドルだもーん」
それだからできないのよ、と言おうと思ったがとりあえず口を押さえて耐えた
「ほらトト子、もうそろそろ出る時間だから帰ろ」
「あ、ちょっと待って。これ、買って帰ったら？」
「え？なんで指輪…」
「束縛、って意味と、予約ってことで！まだ結婚の約束もしてないでしょう？」
……結婚か…
そんな話すら出ないなー
いらないよ、と一度は断ったものの、トト子に押されて買ってしまった
キラッと光る青い石の指輪…
サイズ的にはきっとピッタリなんだろう
「綺麗ねー」
「そうね…」
本当に、綺麗…
太陽に透かして見ると、透明な青の中に少し赤い色が混じる
それに少し胸が痛んだ
「…カラ松…喜ぶかなぁ…」
「喜ぶに決まってるじゃない！カラ松くん、Aにぞっこんなんだから！」
「えー、それはないよ」
久しぶりにこんなに笑ったかも…
嬉しいなぁ…
そして終わった旅行
少しは仲も、縮まってれば良いんだけど…
「A」
「え、あ。一松…久しぶりね、教科、ちゃんと回ってた？」
「まぁね。国語の先生はあの二人だけじゃないよ…」
一松に、話すんだったっけ…
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松々先輩(プロフ) - 餅松さん» ありがとうございますwこれからどんどん物語動いていきますので、よろしくお願いします！ (2018年12月15日 16時) (
レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
餅松(プロフ) - おお…おおおお…神だ… (2018年12月15日 13時) (レス) id: da1a8490cf (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 色松推しのウオタミでボカオタでアニオタさん» オリンピックギリギリ届かずレベルですねー……忘れるためにしていた新体操がここまで上手くなるなんて皮肉なものですねw (2018年10月22日 1時) (レス) id: bf59551678 (このIDを非表示/違反報告)
色松推しのウオタミでボカオタでアニオタ - スゲーっすね！！夢主ちゃんはオリンピク出てるんですか？ (2018年10月22日 0時) (レス) id: 61be67dd50 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 色松推しのウオタミでボカオタでアニオタさん» そうなんですね！夢主ちゃん有名な新体操選手です！！そこから体育教師になりました！ (2018年10月19日 23時) (レス) id: bf59551678 (このIDを非表示/違反報告)
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