カラッポ【カラ松】

Sixteen episodes ページ19

「う〜ん…」

本当にこの服装で大丈夫？
おそ松の好みを考えていると、必ず最後に行き着くのは露出の多い服だった

見られたらおしまいなので、普通に持っていた服を着てきた


「A〜」
「おそ松！遅いよぉ」
「ごめんってぇ！いい台当たっちゃって」

またパチンコかよ
悪い大人の代表を見つめていると、何〜？惚れちゃった〜？と聞いてくる

「…惚れかけた。かな」
「えっ」
「私服そんなにカッコよかったっけ」
「Aとのデートだし…ちゃんとしたほうがいいかなって…」

そういうとこ好きだよ、と言って歩き出すと、腕を掴まれる
私的にはちゃんとカフェかなんかで話したいんだけどね…

「アイス！アイス食べよ！」
「はぁ…あんたいつまでも高校生みたいねぇ…」

いいわ、買ってあげる。というと、俺が払うって！と言って譲らない

「おそ松と出かけられて嬉しいし、誘ってくれたのおそ松だからここは払うよ？」
「誘ったの俺だし、なんもA心配することないって〜」

押しに押されておそ松が払うことになった
生きてるうちにおそ松に何かを奢ってもらうなんて

「冷たっ…」
「うわ、これ美味い。ちょっと食べて見てよ」
「あ」

おそ松にアイスを食べさせる
口の横についたので、指ですくってその指を舐めると、は？と驚いた顔をした

「どした〜？」
「いや、お前…誰にでもそんなことしてんのかよ…」
「は？なんのこと」
「危ねぇから俺以外にはするなよ〜？」
「私的には一番おそ松が危ないけどね」

えーなんで〜、と口を尖らせたおそ松

あはは、と笑いながら歩いていると、honey？と低い声が聞こえる


「…え、どうして…いるの？」
「あちゃー…」
「何をしているんだ、honey？」

ニコッと笑ったその顔は、心の底からは笑っていなくて
少し後ずさりするとおそ松の胸に後頭部が当たる

「…あ、今デート中！邪魔すんなよ〜！」
「え、おそm「そうか、楽しめよ」え、ちょっ…」


こうも無関心だと逆に心配だ
私のこと、本当に好きなの？


カラ松？


彼女が、他の男の人…それに、兄弟とデート中なのに…


そこまで私に興味がないの？


「A」
「あ、ゃ…大丈夫…」


見返したいけど歩けない
歩き出すような、勇気がない


「今日泊まる？」
「え…」
「あ、いや、俺の家じゃなくて…」

俺の家だったら気まずいだろうし…と続けたおそ松
やっぱり長男なんだ…


今私が一番して欲しいことをわかってる


「…えぇ、泊まる」


もし、カラ松が私に好きと言えば、って考えた


それから逃げているのは私だということも知らずに

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

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