「好きな体の部位に触れないと」出られない部屋【我妻善逸】 ページ15
※リクエストありがとうございます！
「す、すす、すッ、好きな部位！？」
「ちょーっと刺激的なお題ね」
困ったように苦笑いを浮かべるAに、今にも鼻血を噴き出して倒れてしまいそうな善逸。
共同任務の帰り、藤の家にて体を休めていた二人は、突如簡素な作りの座敷に入れられてしまった。
と言っても、藤の家の主人が閉じ込めたわけではなく、おそらく血鬼術の類か、もしくはまた別の要因があるのだろう。
怪異と言っても過言ではないその部屋の出現に、最初こそ戸惑っていた二人だったが、お題らしき文が表示されてからはこの通り、日輪刀にかけていた手も放られている。
(好きな体の部位って…)
善逸は思春期真っ只中であり、女の人に興味津々の年代で、このくらいの歳の男児が気になることといえば…。
Aはとある隊士のせいで開け放たれている、自身の隊服の胸元に視線を落とした。
おそらく、ここだろう。
(で、でも、婚姻を結んでもいない人にここを触らせるのはちょっと…)
宇髄や伊黒、不死川、冨岡ともなれば話は別だ。あそこは古い頃からの親友のようで、胸を触られる程度なんの問題もない。任務とあらば、二人で出会い茶屋に入るのも厭わない。
が、今目の前にいるのは新米隊士と言っても過言ではないほどの幼い男児。
「うーん、善逸、どうする？」
「ど、どど、どうするって何が！？」
(茹で蛸と大差ないわね…)
善逸の真っ赤になった顔を見て溜息を吐いたAは、どうぞ、と腕を広げた。
その行動に、善逸は動きをぴたりと止めてAを食い入るように見つめる。
何をしてるの？と固まっている善逸の手をとって、自身の胸に押し当てた。
ふにゅり、とその双丘に埋まる自身の手に、明らかに男のそれとは違う柔肌に、善逸の思考が停止する。
「善逸の好きに触っていいわ。部屋を出るためだもの」
仕方ない、婚姻とか気にしていられない。
Aは、善逸の首に腕を回して、手を臀部に誘導する。
「ま、待って！！待ってAちゃん！！」
「あら。どうしたの？」
「おかしくない！？柱ってみんなこんな度胸あんの！？」
まあ、人と少し感覚が違う自覚はあるけれど。
どうやらAも善逸の好きな箇所に触れないと出られないのか、一向に開く気配がない。
Aが善逸を抱きしめて、頭を撫で、背中を撫で、そっと耳に口付けると、羞恥で震えていた善逸が思い切ったようにAを抱きしめる。
「好きな箇所なんて決められないよ。俺、Aちゃんの全部が好きだから、」
「開いたみたいよ」
「雰囲気…」
「Dキスしないと」出られない部屋【魘夢】☆ ※背後注意→←NEXT ※若干背後注意
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松々先輩(プロフ) - ぽれ氏さん» ありがとうございます！リクエスト了解です！リクエスト消化中ですので、少しお時間いただきます。 (3月6日 1時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
ぽれ氏 - 全部読みました！めちゃめちゃ良くて惚れました((殴←黙れ☆よかったら悲鳴嶼さんのDキス＆一線超えないと出れない部屋見たいです！！よろしくお願いします(*´∀`)ﾉ (3月5日 1時) (レス) id: c56a87995a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 松々先輩さん» ぜひ！またリクエストしますので、その時はよろしくお願いします✡ﾖﾛ*.꒰ঌ˶'ᵕ'˶໒꒱.*ｼｸ✡ (2月29日 7時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - ルナさん» こちらこそ、リクエストありがとうございます！ご満足いただけたようで嬉しいです。ぜひまた機会がございましたらよろしくお願いいたします。 (2月28日 15時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - とっても良かったです«٩(*´ ꒳ `*)۶»リクエスト書いてくれてありがとうございます(*´˘`*)♡ (2月27日 7時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
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