【銀魂3z】イケメンだらけの寮生活?! -２-

70.高)…………殺気を感じたが気のせいか？ ページ35

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な、なんか、あの2人めちゃくちゃ怖かったんですけど。高杉を殴るだの血祭りにするだの…

何であんなに怒るんだ…
このままだと高杉が殺されてしまう…気がする。
早急に対処しなければ。

…と思い部屋を訪ねたはいいが、


万｢成程、主が神咲Aでござるか。｣

A｢…｣


誰だこの人。

部屋を開けたら高杉、ではなくこの何だか怪しい人が出てきて、どうぞどうぞと言われるがままに椅子に座らされて…サングラスをかけたまま私の方をジロジロと見てくる。怖い。
そして何故私の名前を知っている。


万｢ああ、申し遅れたでござる。拙者は河上万斉。｣


…万斉…あ、


A｢高杉が言ってた、｣

万｢晋助が拙者の事を？｣

A｢沖縄の時、貴方とはぐれたって…｣

万｢そうでござったか。あの時は探し回って苦労した…」


…この人意外と話しやすいかも。


万｢…聞けば、晋助が惚れた女だとか。｣

A｢えっ｣


なんでその事を知ってるんだ…と言わんばかりの私の顔を見て、彼はふっと笑った。


万｢…仕方ない。まだ戻る様子もないし…晋助の為に少し面白い話をしてやろう。｣

A｢…何ですか？｣

万｢主は、晋助が停学中…何をしていたか知っているでござるか？｣


…停学中？


A｢いえ…というか一度も姿を見なかったのですが。｣

万｢…晋助は、主の為に__｣

高｢おい｣


万斉が何かを言いかけると、扉の方から聞き慣れた声がした。
見れば、彼はいつもより少し鋭い目つきでこちらを見て立っていて、


高｢万斉、余計な事言うんじゃねぇ。｣

万｢…思ったより早い帰還だったでござるな。｣


…ハッ、そうだ。
また何処かに行ってしまう前に言わなければ。


A｢た、高杉。この間の事だけど…誤解をさせたみたいだからちゃんと言うね。私、高杉とは__｣

高｢いい。分かってるから大丈夫だ。｣


彼は私の言葉を遮りいつもと変わらぬ口調でそう言った。
なんだ、誤解してた訳じゃなかったんだ。


A｢…うん。でも嬉しかったよ。ありがとう。｣


｢じゃあ私行くね。｣と付け足し、高杉の傍を横切る様にして私は部屋を後にした。





万｢…今度こそ振られたな。｣

高｢…あぁ。｣

万｢…彼女を誘拐した不良グループの幹部を根絶やしにしていた…と言えば、晋助の株は上がったでござろう。｣

高｢…別にいいさ。その必要はない。｣


俺がやりたくてやった事だ。


そう付け足すと彼は俯き、
少し寂しげな表情をした。




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71.沖)土方さんに嫌がらせする用のタバスコ買い足すの忘れてたぜィ。→←69.威)……そろそろ皆沖縄から帰ってくる頃かなぁ^^

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