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御幸side
夜
Aはドラマの撮影って言ってたな、と思いながら家でぼーっとしていた時、いきなり電話がかかってきて1時間しないうちに俺の家には沢山の人がやってきた。
伊佐敷「テメェ、コラ御幸!! お前が結婚したら俺が薄れちまうだろーが!!」
と怒鳴り込んできた純さんを先頭に亮さん、哲さん、クリス先輩、倉持とどんどん侵入してきた。
不法侵入だよな、これ…。
御幸「なんでいきなり来るんすか」
驚きながらそう言うとコンビニで買ってきたのかビールなんかを並べながら
亮介「なんでって、ぼっちのお前をみんなでお祝いしてあげようってなったんだよ」
と黒い笑顔で言われた。
そう言う亮さんは俺がプロポーズした日に元カノさんと仲直りしたらしい。と倉持が言っていた。
まぁ、元気になったみたいでよかった。
それより
御幸「哲さん、久しぶりっすね」
教師となった哲さんに会うのは本当に久しぶり。
みんなで集まったりする時も大抵哲さんはいなかった。まぁ、高校野球に関わるってのはそういうことなんだろうけど…。
結城「あぁ。御幸、おめでとう」
高校時代と変わらずマイペースなこの人を見て少し安心した。
倉持「にしても最近結婚ラッシュすよねー。東条が終わったと思ったら今年の12月に純さん。御幸は来年の4月なんだろ?」
御幸「あぁ、来年の春くらいになるだろうな、結婚式は」
Aの仕事に区切りがつくのが来年の春ということで式はその後にしようと決めていた。
伊佐敷「そういや、川上もそろそろ考えてるって言ってたな」
ビールを飲みながら純さんが思い出したように言った。
倉持「…考えてるって、アイツまだ就職してそんなに経ってないっすよね」
確かに…。今年教員になったんだよな、ノリって…。
亮介「急がなくてもいいのにね」
御幸「そうっすよね」
亮さんの意見に賛同するとお前も十分早いけどね、とツッコまれた。
結城「他には真田も今年だったな」
あー、言ってたな。
伊佐敷「そういや成宮のやつも熱愛報道でてなかったか??」
酒も入ってきてどんどん他人の恋愛事情について花を咲かせている間に夜は更けていった。
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柊 亜莉沙(プロフ) - しんでれらさん» わかりました!ご協力ありがとございますヾ(*・ω・*)ノ これからもよろしくお願いします! (2016年5月11日 5時) (レス) id: 595dffac8c (このIDを非表示/違反報告)
しんでれら(プロフ) - 芸能界を引退させて、御幸尽くす主人公がみてみたいです!! (2016年5月11日 0時) (レス) id: 5656488d4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 亜莉沙 x他1人 | 作成日時:2016年3月26日 7時