宮兄弟には姉がいるようです。【ハイキュー！！】

恩師 ページ15

猫又｢A｣




BBQも終わりになり、その片付けも終わったところだ。


さぁ、帰ろうかって時に、突然名前を呼ばれたので、私を呼んだ猫又のジジイの所へ向かう。




『なに？』


猫又｢大きくなったな｣




ニカッと笑い、私の頭を撫でるジジイ。


私より背が小さいから、私の頭が少し遠そうだ。




『……ははっ、当たり前じゃん。あれ何年前だと思ってんのさ。

それだけ、ジジイだって歳取ってんだよ』


猫又｢むっ、それは確かにそうだな｣


『……………身体、気をつけなよ』


猫又｢………まだまだくたばるタマじゃねぇさ｣


『…………死んでも化け猫になって出てきそう……そん時は全力でお祓いするから。』




そうかそうか！、と元気に笑うジジイは、多分不死身なんじゃないかって思う。




猫又｢ほれ、もう行け｣


『いやジジイが呼んだんじゃん。』




1度歩き出したけど、止まって私はくるっと回転してジジイの顔を見た。




『ありがとう、猫又先生』




私の幼少期に影響を与えてくれた恩師に。


最大の敬意と感謝を。




澤村｢A！行くぞ！｣


『今行く！』









『じゃあまた！』




みんなと合流したあと、音駒や梟谷のみんなとお別れをする。




『研磨！黒尾にうんざりしたらいつでもこっちおいでね！』


黒尾｢研磨がAのところ行くわけないですぅー！俺の事好きだもんな！研磨！｣


孤爪｢……別に好きじゃない｣


『ほら見ろ。』


灰羽｢Aさんまた今度一緒にバレーボールやりましょうね！！｣


『リエーフ可愛いこと言うなおい……っ！』




別れ際でさえもうるさい彼ら。

もちろん1番うるさいのは木兎と日向だけど。




木兎｢今度は派手な舞台で会おうぜ！！｣


日向｢ハイ！！！｣




田中と山本も熱い握手を交わしてるし、
大地と黒尾もなんだか言い合っている。






澤村｢挨拶っっ！！｣


｢｢｢ありがとうございましたァァ！！｣｣｣




予選を勝ち抜いてまた会おう。


そう誓いを立てて、今回の合同合宿は終わった。

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