宮兄弟には姉がいるようです。【ハイキュー！！】

偶然にも程がある ページ16

『…………あはは、やっほ、若利。』




合宿を終えて帰ってきたある日。


私は遭遇した。


ロードワーク中の、牛島若利に。




牛島｢Aか。最近なぜ練習に来てくれないんだ。｣


『え、あ、いや、忙しくて』


牛島｢今すぐにうちに転校しろ｣


『若利って結構バカだよね。』




なぜ私が若利と知り合いかと言うと、白鳥沢ってよく大学生と練習するんですけど、ある時私が混ざってやらせてもらった地域のチームで、たまたま白鳥沢と練習する日がありまして。



その時に、はい。




牛島｢お前ほどのマネージャーはいない｣


『うん、マネージャーっていうか私とバレーボールしたいだけだよね？ん？』


牛島｢白鳥沢に来た方が、お前の力はもっと発揮された｣


『…………そのセリフ、春高予選の時にもう1回言えるといいね、若利。

まぁ、うちに負けたら言えないだろうけど。』


牛島｢？負けることはないが？｣


『素でそういうこと言うよなほんま！！』


牛島｢やっぱり姉弟だな。宮侑にそっくりだ。｣




もしかして今のツッコミがですか？

マジかよおい。侑と一緒かよおい。


ってことは私のツッコミはすべりまくりってこと？


だって侑よくすべってるし。




『とりあえず、春高で倒してやるんだから！！！』


牛島｢＿＿＿日向翔陽に、俺はお前より強いと、証明してみせよう。｣




鋭い目と雰囲気に、つい圧倒される。




ここで何故日向？と思ったが思い出した。



そういえば、だいぶ前に、ウシワカと遭遇したんです！！！って話をしていた。



その時に何かあったのかな。




『じゃあ“また”ね。若利』


牛島｢白鳥沢に来る気になったのか？｣


『やっぱバカだよね。』

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