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彼女の大きな目に涙が溜まった。
大野「え、Aさん?!」
「ごめん、嬉しくてつい、」
彼女はこぼれ落ちそうな目をこすると、俺の花束をそっと手に取った。
「この花束を作っているとき、花言葉にすごく胸が痛んだの。
ここで大野君を見る度に気になって、いつしか自分の気持ちがよく分からなくなってた。
でも、こんなに素敵な花言葉を持った花束を貰えるなんて、嬉しすぎる。
だから、お願いします。」
「ねぇ、大野くん。」
大野「なんですか?」
「私の事いくつに見える?」
大野「えっと、高校生とかですか?」
「あー、やっぱり。
はずれでーす。」
「私、中学二年生。
大野君と同じ中学生だよ?」
大野「え?!」
「ここのお店、私の叔母さんのお店なんだよね。花好きだから、頼んでお手伝いさせてもらってるの。」
大野「大人っぽいから、てっきりもっと上かと…」
「そうだよね。
私も私の事全然大野君に話したこと無かったし。
じゃあ、自己紹介します。
雪風A、中学二年生。
花とカメラが大好きで、写真部に入ってる。
割といろんなことにこだわりが強いタイプかな。
よろしくね。」
大野「大野けんいち、中学一年生。
好きなことはサッカー。
よろしくな。」
お互いの事を全然知らない、順番のバラバラな告白。
でも、そんな彼女だからこそ、もっと彼女の事が知りたいんだと思う。
駄作者の戯言
どうもルビー☆です!
もしも主人公ちゃんが店員さんだったらな…!
っていう考えのもと作ってみました!
花屋さんって可愛くないですか?!
告白の時に花束ってキザ過ぎ?とかいろいろ思いながらも主人公ちゃんを花屋さんにしたくてこの設定にしちゃいました。
皆さんのもしもこういうシチュエーションだったら…っていうものがあったら、コメント欄で教えてほしいです・・・!
以上、ルビー☆でしたー!!
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ルビー☆(プロフ) - 夏々緒(カカオ)さん» コメントありがとうございます!!そういう感想実は結構嬉しかったりします…!よければこれからもよろしくお願いします(*´˘`*) (2019年3月18日 18時) (レス) id: b5d373bc16 (このIDを非表示/違反報告)
夏々緒(カカオ) - ヤバい…恥ずい………///// (2019年3月17日 15時) (レス) id: f541e1b42e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルビー☆ | 作成日時:2018年12月4日 19時