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「はぁ…」

城ケ崎「溜息多いわね。
でも、なんとなく理由は分かる気がするわ。」


「うん、それが正解だと思う。」
城ケ崎「相談聞きましょうか?」
「良い…?」



そんな話をしながら廊下を歩く昼休み、
すると、



先生「城ケ崎―。日直の仕事の事で話があるから来てくれ。」



城ケ崎「…ごめんなさい。」
「いいよ。行っておいで。
教室で待ってるね。」


まぁいいや。
ゆっくり教室まで戻ろう。



『あの!雪風さん!』


名前を呼ばれたのに気づいて、
振り向くと、




「貴方は、
あ!この前けんいちと!」



その子はけんいちにこの前好意を伝えていた女の子だった。
この前は良く顔が見えなかったけど、しっかり見ていると、かなり可愛い。


女子「あれ?見てたんですか。
ま、間違いじゃないので良いですけど。

ちょっと話せませんか。」



凄くびっくりして、頷いてしまった。
その途端、ついてきてくださいと言って、どこかに歩き出した。



連れて来られたのは、この前けんいちに告白していた非常階段裏。


「あの、話って…」

女子「単刀直入に言いますけど、
本当に雪風さん、大野君の彼女ですよね?」


「え?」







女子「あ、別に別れろなんて、言いませんけど!!
雪風さん、大野君の表情見てますか?


何あったか知りませんけど、ほんとに大野君顔に出やすいから、貴方のことで悩んでるんだなって丸わかりですよ?



部外者の私が言うのもなんですけど、フラれた身から言えば、ちゃんと大野君には笑っていてほしいです。


悔しいけど、それができるの私じゃないし、
フラれたのに私何言ってんだって感じですけど、貴方しかいないってもっと自覚ってくださいよ。」


「それを言いに来てくれたの?」
女子「正直不服だったし、すごい悩みましたけど!」







女子「っていうか、私大野君になんて言われてフラれたと思います?!
大切な子がいるから、その子を離したくないから、ごめんなさい。ですよ?!

まさか、そんなにダイレクトにオブラートなしで言われるとは思いませんでしたよ!!
私顔は一応可愛いって言ってもらえる方だし…



だから!大野君にあれだけ言わせるんだから、もう一回言いますけど、もっと自覚を持ってくださいね!!彼女としての!!」

↓→←jealousy



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設定タグ:ちびまる子ちゃん , 大野けんいち   
作品ジャンル:恋愛
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ルビー☆(プロフ) - 夏々緒(カカオ)さん» コメントありがとうございます!!そういう感想実は結構嬉しかったりします…!よければこれからもよろしくお願いします(*´˘`*) (2019年3月18日 18時) (レス) id: b5d373bc16 (このIDを非表示/違反報告)
夏々緒(カカオ) - ヤバい…恥ずい………///// (2019年3月17日 15時) (レス) id: f541e1b42e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルビー☆ | 作成日時:2018年12月4日 19時

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