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『もう…泣かないでよ、お師さん』
『お師さんに泣かれたら、僕まで泣きそうになっちゃうよ』
そう呟いた君を見ると、目を真っ赤にして泣くのを堪えている君
「…すまない、華野」
「君が優しすぎるから、つい溢れてしまった。華野も泣き止んでくれないか？」
すぐに自分の目に溜まった涙を拭き取り、優しく微笑む
すると、君は驚いた様な顔をして、微笑み返してくれた
「…やっぱり、君は笑顔が一番なのだよ」
ゆっくりと君に近付き、不思議そうな顔をしている君を抱き締める
「僕は、華野が居ないともう、生きていけないかもしれない…」
ぽつり、弱音を口にする
すると、不思議そうな顔をしていた君が、僕に強く抱き締め返すと、満面の笑みで語りかける
『お師さん、そんなこと、言っちゃ駄目だよ』
『僕ね、あの事故で身体がどんどん弱っちゃって…今も弱っていく一方なんだ。だから、本当にすぐに死んじゃうかもしれない』
『僕は、僕が居なくなったことで、お師さんが変わってしまうのは嫌なんだ。お師さんには変わらずいて欲しいんだよ。』
『だからお願い、お師さん。そんなこと、言わないで』
驚き、君の顔を見ると、沢山の涙を流しながらも、強く、僕に訴えてくる君
『お師さんなら、大丈夫』
君は、笑顔で僕にそう、言ってくれた
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玲音 - 続きが早く読みたいです。 (2017年4月1日 20時) (
レス) id: 4b8195b1ca (このIDを非表示/違反報告)
瑠 亜(プロフ) - 英智君尊いよぉぉぉぉぉ(((殴さん» わわ、ありがとうございます！仁兎に訂正しておきます！コメントありがとうございます！ (2017年3月6日 16時) (レス) id: 90478c30fb (このIDを非表示/違反報告)
英智君尊いよぉぉぉぉぉ(((殴 - ごめんなさい!男主でしたね、、、 あと小説の見出の所で『二兎なずな』となってますが、正しくは『仁兎なずな』ですよ〜♪ (2017年3月6日 9時) (レス) id: 2f00a5668f (このIDを非表示/違反報告)
H1N2@KnightsP(プロフ) - やばい…ヴァル尊い…。死ネタは本当泣けます。ぜひ最後まで読ませてください！応援しています！ (2017年3月5日 0時) (レス) id: 78d4acc492 (このIDを非表示/違反報告)
なつめ - 頑張ってください！ (2017年3月2日 18時) (レス) id: d5114eb219 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠亜 | 作成日時：2017年2月14日 1時
