【NARUTO】私の好きだった人(カカシ)

【sideカカシ】心配が絶えない ページ42

【sideカカシ】


中忍試験が始まった。
ナルト達も無事に一次、二次を通過した。

いやぁ、担当上忍としても鼻が高いね。



それから、今年は合格人数が多過ぎることから…第三次の予選を行うこととなった。


試合では三人とも成長していて…
サスケに関しては…大蛇丸の件で気になることは沢山あるけれど…
この中忍試験に三人を出して、本当に良かったと思った。





加えて…
Aの医療班での働きぶりも見ることができた。




アスマ達から噂には聞いていたが…
さすがは綱手様の弟子…

そこら辺の医療忍者とは頭が１つ…いや、２つは抜き出ている。



手際よく治療、指示している彼女を目で追いながら…その姿に感心していたのだが…








試合の後半が頂けなかったのよネ〜。




音の上忍に夜のお誘いなんかされちゃって…


顔がタイプじゃないとか言ってたけど…
最初に口説くならとか言ったのAだからね。

そもそも、Aから音の上忍に突っかからなければ、そんな話になっていないよね…
Aは自分がどう見られているのかまったく分かってない、それに……〜以下省略〜


※↑この時、普通の顔を装いながら彼女を眺めていた。






*


リー君の試合では…

重症な彼のために部下に怒っていた。
彼女が声を荒げるのを初めて見たかもしれない。


あと、
医療班の時の彼女は…
少し口が悪くなるのね…(笑)

…それだけ医療忍術にプライドを持っているのだろう。



新しい発見だ。






*


予選が終わっても、
彼女のことが頭を離れなくて…


サスケを襲ったカブトの件を火影様達に報告してから、彼女の晩飯に誘うことにした。





そしたらさ…
顔真っ赤なガイがいるじゃない?

もう、なんなの??



思わず、自分の部屋に連れ込んで…
指切りでお約束してもらって…
改めて、晩飯に誘った。




(やっと)襲われるんじゃないかって思ってくれて…(やっと)意識してくれたらしくて…


恥ずかしがる彼女が可愛くて…
衝動的にキスしてしまった。






この続きは、特別任務から戻ったらってのは、俺にも言い聞かせてたものだ。


このままだと自分に自信がないので…
照れてる彼女に改めて何を食べたいか聞くと…


「………じゃあ…定食屋さんにサンマの塩焼き食べに行きましょ…?」

ーーーって、俺の好物///



思わず、カウンターを食らった。

こんな可愛いのに
長期任務とかホントに心配。



そう思いながらも…
その後の彼女とのご飯を楽しんだのだった。

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