どこまでやれるか ページ38
リーくんは急いで医療室へ。
すぐに治療すれば治せるかと思ったんだけど…
重要な神経系の周辺に多数の骨破片が深く潜り込んだこの怪我を…ノーリスクで、全て綺麗に治すことは不可能だった。
でも、大方は綺麗にしたから…
綱手様が手術をすれば、
成功の可能性は70〜80%ってとこか…。
とりあえず、ガイさんに報告かな。
医療室を出ると…彼が待ち構えていた。
ｶﾞｲ「A!!…リーは!!どうなった?!」
ーーーおお！熱いな。
「…手術はひとまず成功ですが…完治は出来ませんでした。
正直…今の私では出来ないので…綱手様を呼び戻すしかありません。」
死ぬリスクの件は、私から言わなくて良いだろう。今、言ってもパニックになるだけだし…
ｶﾞｲ「そうか。」
「いえ、力及ばずで…すみません。」
ｶﾞｲ「いや、Aは里で本当に優れた医療忍者だ。
…他の者では治療すら出来なかっただろう。…俺の愛すべき部下を救ってくれて…感謝する。」
さすがは"歩く熱血名言集"…刺さるな。
人のことを治療して良かったと、本気で思わせてくれる。
「…いえいえ!当たり前のことをしたまでです!!」
笑顔でガイさんを見ると…
ｶﾞｲ「ｯｯ!/////」
なんか固まっていた。
すると…
ぼんっ!という煙とともに…
カ「…はーい!…そこまで!!
A。そんなに色んな人に笑顔を振りまいちゃダメでしょ?」
と、カカシ先輩の左手で、私の顔を覆い隠しながら、後ろから抱き止められる。
「…え??…カカシ先輩??」
カ「んー。ここまで無意識だと…
…パックン達とお揃いで首輪でも作ろうかな。」
「…え?どういうことですか??」
私、皆を救おうと頑張ってたつもりなんだけど…
どこかに幽閉されるレベルでやらかしたってこと??
カ「ガイ！…ダメだからね。」
ｶﾞｲ「…俺は別に何も!!…心からの熱い感謝を伝えていただけだ！」
カ「うんうん。それを信じるよ。
さて、とりあえず、三次予選も終わったし…
Aちゃん、火影様からの特別任務なのは知ってるけど…
ちょっとこの後、時間あるかなー??」
リーくんの治療で時間を忘れてたが、今は18時を回るところだった。
それにしてもカカシ先輩が怖いなぁ。
「…えーと、はい。…医療班の人達に伝えてきます。」
カ「…大丈夫。Aは治療で疲れてるだろうから、他の人で報告書出しますって言ってたよ。」
カカシ先輩怖いなぁ…。
私は彼に連れられて出ていくのだった。
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小鈴(プロフ) - おはなさん» この話の書き初めの時から、いつもありがとうございます！頑張ります！ (2021年3月19日 7時) (
レス) id: dbf90c2f99 (このIDを非表示/違反報告)
おはな - お疲れ様です！！！次も楽しみにしています！引き続き頑張ってくださいっ！！ (2021年3月19日 0時) (レス) id: 5a212e6c2b (このIDを非表示/違反報告)
小鈴(プロフ) - 主にWJ系が大好きです!!すみません、お答えになっていますか?? (2021年3月18日 20時) (レス) id: dbf90c2f99 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月18日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
小鈴(プロフ) - コメントありがとうございます!!嬉しいです〜。ハイ！頑張りますね!! (2021年3月15日 15時) (レス) id: dbf90c2f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小鈴 | 作成日時：2021年2月13日 22時
