飲み会の終わりに…… ページ32
「はい！」
彼の優しさに思わず笑みがこぼれた。
先輩も微笑んでくれた。
それから、
好きな食べ物の話とか…
ナルトの話とかしながら…
夜道を彼と二人で歩く…
お酒で火照った顔が、夜風で気持ちいい。
カカシ先輩も穏やかに私と話してくれている。
私は、ふと思った。
嫌われていたカカシ先輩とこんな風に過ごせているなんて…
とても幸せなことなんじゃないかな、と。
カカシ先輩は、忍界大戦でも亡くならないし…大丈夫だけど…
私はイレギュラーな存在で…ストーリーには関係ない。
つまり
…いつ死んでもおかしくないってことだ。
だからきっと、私は幸せだ！
万が一生き残っても
さすがに独り身は嫌だし…
先輩とは違う人と結婚しても…
この思い出を大事にしよう！
カカシ先輩は、この世界での初恋だったから。
私の家までもう少し…
最後にこのくらいは良いだろうか…?
「…先輩！…
さすがにナルトの世界だろうと"
星が綺麗くらいは良いんじゃないだろうか。
唐突な言葉だったのか、
彼はぽかんと間の抜けた顔をしたが…
カ「…………Aと見る星だから、かな。」
私が特別みたいな言い方。
「…ふふ//…嬉しいですっ」
本当に…
今日は良い夢見れそうだ。
私だけ知ってる前世の言葉で、カカシ先輩の反応を楽しんでしまった。ちょっと反省!
そんなこんなで、
先輩との時間は早いもので…
もう自分の家の前だ。
私は、ドアを開けて振り返ると玄関でカカシ先輩に挨拶をする。
「…カカシ先輩！家まで送って頂いて、ありがとうございました！…おやすみなさい！」
「………」
カカシ先輩は黙ったままだ。
どうしたんだろ??
「カカシ先輩?」
大丈夫ですか?と彼に近づくと…
カカシ先輩が背を屈めて…
…ちゅっ
んんん??????
これって…
もしかして…
いや、マスク越しだから…
でも…ちゅって…え??
カカシ先輩はいつも通りのかんじで、ポケットに手を突っ込んだままだ。
あれ？さっきのキスは幻？
カ「…この続きは、特別任務から戻ったら…ネ。じゃあ、おやすみ。」
カカシ先輩はひらひらと手を降るといなくなってしまった。
「…これって、どうゆうこと??///」
私は口元を押さえながら、その場に座り込んだのだった。
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小鈴(プロフ) - おはなさん» この話の書き初めの時から、いつもありがとうございます！頑張ります！ (2021年3月19日 7時) (
レス) id: dbf90c2f99 (このIDを非表示/違反報告)
おはな - お疲れ様です！！！次も楽しみにしています！引き続き頑張ってくださいっ！！ (2021年3月19日 0時) (レス) id: 5a212e6c2b (このIDを非表示/違反報告)
小鈴(プロフ) - 主にWJ系が大好きです!!すみません、お答えになっていますか?? (2021年3月18日 20時) (レス) id: dbf90c2f99 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月18日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
小鈴(プロフ) - コメントありがとうございます!!嬉しいです〜。ハイ！頑張りますね!! (2021年3月15日 15時) (レス) id: dbf90c2f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小鈴 | 作成日時：2021年2月13日 22時
