【sideカカシ】帰って来た彼女 ページ16
【sideカカシ】
ナルト、サスケ、サクラの三人の担当上忍になった。
今日は、彼らとDランク任務の帰りだ。
サク「ナルト!今日はなんか機嫌良くない?」
ナ「…んー!…やっぱりサクラちゃん、分かっちゃう?…今日は5年ぶりに俺のねぇちゃんが里に帰ってくるんだってばよ!」
サス「…お前、姉弟いないだろ?」
ナ「…そりゃ、血は繋がってねぇけど、美人なねぇちゃんなんだぞ!…5年も里の外で頑張ってたからきっと強くなってるんだってばよ!
…俺も負けてねぇって、見せてやらねぇと!」
サク「…名前は何て言うの?」
ナ「…一之瀬Aだってばよ!」
カ「…A、か!」
ナ「カカシ先生!Aねぇちゃん知ってるのか?…ずっげぇ美人だっただろ?」
カ「……暗部の時の後輩だった。まあ…そうだったな。」
少し動揺しだが、平常心を保った。
ナ「…Aねぇちゃん、暗部だったのか!…よく任務の合間に、遊んでくれたり、飯奢ってくれたってばよ!」
ーーーなるほど!…早く帰った日はナルトんとこ行ってたのね。
…彼女がナルトに近づくって何か裏が…
すると突然。
「ナルトー!!!!」
黒い影がナルトに飛び付く。
…早い!!
すると、ぎゅーときつくナルトを抱き締めていた。
名残惜しそうに、ナルトから離れると…
二人は笑い合ってる。
サク「ナルトー!その綺麗な人が…さっき言ってたお姉さん?」
サス「…気配がしなかった。何者だ?」
カ「…君は…」
どうやら暗部の時よりもスピードも上がっている。成長したんだな…。
それに、Aはしばらく見ないうちに綺麗になった。
彼女はナルト以外の存在に気づいたようで…
こちらに目を向けた。
「…………………!!!!
…ナルト…まだ任務終わってなかった??」
ナ「…これからじいちゃんに報告だってばよ!」
彼女は少しの間、固まっていた。
本当にナルト以外見えていなかったらしい。
ナ「…Aねぇちゃん!何固まってるんだってばよ!
…報告終わるまでちょっと待ってくれってばよっ!」
歩き出すナルト。
ナルトを追う、サスケとサクラ。
そして、彼女は俺に頭を下げてきた…
ーーーまあ、頑張ってきた里の仲間に何も言わないのもね。
カ「…長期任務………お疲れサン。」と声をかけた。
固まってはいたが、以前みたくしつこく追いかけてこない。彼女には裏も無さそうだ。
やっと仲間として見れそうだと、この時、俺は安心したのだった。
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小鈴(プロフ) - おはなさん» この話の書き初めの時から、いつもありがとうございます!頑張ります! (2021年3月19日 7時) (レス) id: dbf90c2f99 (このIDを非表示/違反報告)
おはな - お疲れ様です!!!次も楽しみにしています!引き続き頑張ってくださいっ!! (2021年3月19日 0時) (レス) id: 5a212e6c2b (このIDを非表示/違反報告)
小鈴(プロフ) - 主にWJ系が大好きです!!すみません、お答えになっていますか?? (2021年3月18日 20時) (レス) id: dbf90c2f99 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月18日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
小鈴(プロフ) - コメントありがとうございます!!嬉しいです〜。ハイ!頑張りますね!! (2021年3月15日 15時) (レス) id: dbf90c2f99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小鈴 | 作成日時:2021年2月13日 22時