護られるだけなんて。5 ページ5
朔間凛月side
「……。」
安眠妨害の王様がまた来た。くらいにしか最初は思わなかったし、二度寝をしようと思った。
嫌な予感、がして起きてて正解だった。
起きてたというよりは、寝れなかったの方が正しいけど。
もう、行ったかな…?
ピローン♪
メールが届く。
セッちゃんから明日スタジオに来て。という内容のものだった。
「どう考えても、今の話だよねぇ…」
すると、茂みが動く音がして、幼なじみが現れる。探してくれたのかなぁ、嬉しいなぁ…
「あ、あれ?凛月が起きてる…?」
「俺にだって起きてる時くらいあるよ…♪ま〜くん俺を探しに来てくれたの…?」
ちげーよ、仕事でたまたま通っただけだとかツンデレるま〜くんもかわいいなぁ…
「Knightsの先輩たち見かけたんだけど、打ち合わせかなんかしてたのか?」
そういえば、今忘れかけてた。
「Knightsの打ち合わせはいつもスタジオだよ。あ、そうだナルくんってまだ教室にいた…?」
「鳴上か…?多分いるんじゃないか?」
「そっか…ありがと。お仕事頑張ってね…♪」
まだ、日が出ててフラフラするけど…仕方がない。
先に職員室前に行こうかな…
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作者名:ぽあぷるーじゅ。 | 作成日時:2017年8月13日 16時