輝くステージ ページ16
「ライブ…！一体どんな…？」
創くんは今から緊張し始めたらしく震えているし、光くんは目を輝かせながらぴょんぴょんしている。真白くんが目をキラキラさせてに〜ちゃんに質問している。
三者三様に忙しく楽しそうだ。
その質問に答えるべく、に〜ちゃんは腰に手を当てどやりとする。
「今回は外部のライブでだな？隣町で開かれる秋のお月見祭のステージだ。お月様には兎がいるってよく言うだろ〜？モチーフがぴったりだからって、俺たちに来た仕事だ！」
なるほど…確かにぴったりだ。
「それって、もしかして再来週のですか…？」
「おう。創ちん、お祭りについて知ってたのか？」
「え、すぐじゃあないですか…！」
「ああ、ちなみに、MCみたいな事もやるから心の準備をしておくんだぞ？」
「どうしましょう…緊張してきてしまいました…」
「創ちゃん、大丈夫〜？パンでも食べて落ち着くんだぜ〜！」
光くん、まだあんなにパンを持ってたんだ…恐るべき経済力。。。
「今回の仕事で俺たちのこと認知してもらうぞ。お前達を輝くステージへ連れて行ってやるっていったのに、最近も仕事がなくてごめんな…」
「それでも、各々努力してくれていた。自分と仲間を信じろ！絶対成功させるぞ…！！」
輝かくステージへ…
「わ、私も…微力ではありますがお手伝いさせてください…！どこまでもついて行きます……！」
気付いたら半ば叫ぶような声で口走っていた。
そうでもしないと、声が出なくて。かき消されてしまいそうで。でも伝えたかったから。
「ああ。よろしく頼むぞ。プロデューサー！」
「…！はい！」
プロデューサー。
そう呼んでもらえたことが。
四人の瞳の輝きが。
嬉しくて、頑張ろうって思えて。
また、泣いてしまいそうになってしまった。
その後、練習方針やライブについて話し合い、下校時刻少し前に解散することになった。
本格的な練習は明日の朝からだという。
楽しみだが、少しの不安があった。その不安をかき消すように、差し入れを作る手が動く。
その結果……
「作り過ぎちゃったかな…」
暫く持ちそう…お裾分けコースも考えないと…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽあぷるーじゅ。(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» 気が付きませんでした……ご指摘ありがとうございます！！(恐らく)直ったかと思います…！(そしてこんな駄作を読んでくださってありがとうございます！！) (2018年8月28日 23時) (
レス) id: 3a19c5fcff (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - あの、多分ですけど(転校生)先輩っていうのの「(転校生)」の部分は何もいじってなければあんずちゃんの名前が入るんですよね…？えっと、何もいじってないですけど「(転校生)先輩」となっていたので、多分「あんず」って入力すればいいのかと… (2018年8月26日 13時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
ぽあぷるーじゅ。(プロフ) - 紅雨♪さん» コメントありがとうございます…！！！凄く嬉しいです…！完全趣味で書いていたのでそう言ってもらえて嬉しすぎて悶えてます((笑すごく元気とか勇気を貰えたので頑張りますね！(p`･ω･´q) (2018年1月27日 22時) (レス) id: 0bae9b1518 (このIDを非表示/違反報告)
紅雨♪(プロフ) - とても読みやすくて、面白い作品ですね。私、文才がないので憧れます。これからも更新頑張ってください！ (2018年1月27日 21時) (レス) id: 589f4ef947 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽあぷるーじゅ。 | 作成日時：2017年6月20日 18時
