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「君だけがいればもう、俺は何もいらない。」
────そんなことを言える俺はどこへ行ってしまったのだろうか。
赤く俺を照らした陽と共に沈んでいき、絶対に帰らぬ人となってしまった。
俺はここにいるのに昔の俺はもう、ここにはいない…
なんか変な感じ…w
でも変わってしまったのは俺だけじゃない。
彼女も昔のように俺の事を見てなんていないし、好きなんてただの言葉に過ぎない。
すっかり変わってしまった。
所詮俺らは型どった形だけの人間に過ぎない。
そう、俺らはもう「化け物」なんだよ。
でも最近俺は形も崩れてきて、中身が丸見えになりかけてる。
そしたら人間を型どった化け物じゃなくてただの化け物じゃないか…
「化け物」と言うと
怖いとか、
恐ろしい、
と思われるかもしれない。
でも簡単に言えばただの
けれど…自分が嘘ばっかりのダメ人間と思われたくないから、思いたくないから…
息を吸うように簡単に誤魔化してる。
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