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勝手に解釈((以下略 3 ページ4
大臣side
新「おい、酒はどこだ！おら、大臣。もってこい！」
大「暫しお待ちを」
ｶﾞﾁｬ
大「給仕。酒の用意だ。」
給「は、はい…ですが、これで3本目です。」
大「逆らうな。酒の用意だ。」
給「…はい。」
大(あいつは…変わってしまった。)
大(懐かしいなぁ…あの頃…皆で王を倒す計画を立てていた頃が。あの国境付近の小屋の地下室で毎晩話し合ったなぁ…)
大(なのにあいつは…)
大(あいつも元王と同じじゃないか。結局)
その時、俺の心の中のもう1人の俺がこういった
「そんなやつ捨てちまえ。」
「お前が王になってしまえ。」
って。
大「でもなぁ…俺はやっぱりお前の事見捨てられないんだ。」
大「どこかでお前の事を信じているから…あいつはまた元に戻ってくれる…って。」
給「……あの、大臣様…？お酒の用意が…」
大「あぁ。すまない。有難う。…もう下がって良いぞ。」
給「はい。」
給(大臣様…随分と思い詰められた表情だったなぁ…)
給「あーあ。俺も早くここ出て自由に暮らしたいよ。」
と、給仕がボヤきながら城の窓から外を見つめると
給「なにか動いて…ん？あれは松明の光か…？」
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作者名：ゆず | 作成日時：2018年6月26日 22時
