story35 ページ42
in 四階 豪炎寺side
四階に辿り着くや否や、そこにいた敵―――エイリアの上級死神が一人、氷の死神・涼野風介が攻撃を仕掛けてきた。
幸いそれが小さな氷柱だった為、俺の異能で溶かし難を免れた。
だがアイツは少しニタニタと笑ってこちらを見据えている。
涼野「……やっぱり、この私の相手には火系の異能力者をぶつけてくるか。私が氷の異能を持つから、単に相性の関係で。フッ、なめられたものだな」
今回コイツの相手をするのは俺、アフロディ、鬼道。
俺はコイツに対抗できる異能を持つ為、アフロディは時を止めるというチート異能を持つ為、鬼道は相手の心を読める異能を持つ為、コイツの相手に選ばれた。
それなのにコイツ、全く怖気つかず寧ろ余裕の表情を浮かべている。
一体何故なんだ？
鬼道「ともかく戦闘開始だ！俺とアフロディは最初はサポート、豪炎寺は集中的に攻撃をしろ！」
鬼道の指示通り、俺は異能を発動し手に火を纏い涼野を狙って放出する。
豪炎寺「火炎放射ッ！」
うねりにうねる火が涼野を包み込む…。
と思いきや、有り得ない光景が目に入り込んできた。
何と…あの火が凍り付いたのだ。
豪炎寺・亜風炉・鬼道「なッ……！？」
目を疑う光景に皆絶句する。
そんな中を切り裂いていくのは、涼野の笑い声。
涼野「ククク……！何だこの弱々しい火は？……これなら断然、うちの晴矢の方が火力は上だな」
相性的には火＞氷のはずだ…なのに火力で撃ち負けた。
亜風炉「豪炎寺くん、今のはまぐれかもしれない！もう一度やってみてくれ！」
豪炎寺「……ああ！」
アフロディの助言もあり、俺は再び異能を発動させる。
今度は火力をうんと上げて放ってやる！俺の得意技でな！
豪炎寺「ファイア……トルネードッ！！」
いつもよりも火力を倍増させた一撃。
轟々と燃え盛る火を纏った竜巻が涼野に牙を向く。
涼野「先程のやつよりは強そうじゃないか。……だが、これではまだまだ勝てないよ。凍てつけ！絶対零度！」
涼野が地面に拳をぶつけると、その辺り一面が一瞬で凍り付いていく。
無論、それは俺の放ったファイアトルネードもだ。
鬼道「……なんて強力なんだ」
亜風炉「まさか……ここまでとはね」
二人も感嘆の句を述べているが、その顔はかなり青ざめている。
そんな二人を見てか、涼野はこう零す。
涼野「何故ここまで私たちと君たちに差があるか分かるか？それはな……
私たちが『亜種』の死神だからだよ」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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＊彩葉＊(プロフ) - 何とか彩葉復活しました！シニガミ様の仰せのままに。も別アカウントにて再開します！！再開次第お知らせします！！ (2021年8月21日 15時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - くぅっそ！！ハマるぅ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！良い夢小説ですね！！！！！！！！！！ (2021年3月28日 16時) (レス) id: 121cb76d29 (このIDを非表示/違反報告)
虹月彩葉(プロフ) - イナイレ好きさん» リクエスト了解しました！佐久間とガゼルは、この作品の続編にて活躍しますので、更新を待ってて下さい！ (2020年9月27日 16時) (レス) id: 69f63be817 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ好き - キャラのリクで佐久間（鬼道の親友設定で）とガゼルお願いします (2020年9月27日 14時) (レス) id: 573d988362 (このIDを非表示/違反報告)
氷雷ヒミツ(プロフ) - 虹月彩葉さん» ドクロの髪飾りバージョンできました！イラスト集の同じページに載せてありますよ！ (2020年9月6日 20時) (レス) id: ad66140e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹月彩葉 | 作成日時：2020年8月30日 21時
