海道先生は○○○○○○○の妹の大のお気に入りっ！【海道ジン】

正体と謎明かし【3】 ページ28

??「私のところも紹介するね！私は鹿島ユノ。2年5組の学級副委員長よ。よろしくね！」

?????「私は華の第4小隊隊長、キャサリン・ルースよ！」

スズネ「……小さいんやな。」

ｷｬｻﾘﾝ「煩いわね！」

キーキー喚くキャサリンを宥めるユノ。
次はストレートヘアの子だ。

???「私は……仙道キヨカ。メカニックよ。」

タケル「仙道……？」

キヨカ「ちなみに私にはお兄ちゃんがいるわ。……仙道ダイキ。」

タケル「やっぱり……」

どうやら、彼には彼女の兄について知っているようだ。私もなんとなくは知っている。

???「わっ、私は……園山ハナコ。よ、よろしくねっ！」

極度の人見知りのようで、ユノの背中に縋り付いた。
とはいえ、両小隊は見知ったわけだ。

ユノ「昼休みに一応、後の小隊、教えるね。」

カゲトラ「分かった。こちらも紹介をしよう。」

ユノ「……ありがとう。」

カゲトラ「いや、こちらこそ。」

ｷｬｻﾘﾝ「後で覚えておきなさいよ、スズネ！」

スズネ「ええで〜。」

ｷｬｻﾘﾝ「くっ……！」

拳をぷるぷる震わせる彼女。それはキヨカに止められた。

ユノ「また後でね〜。」

第4小隊は行ってしまった。私達も教室へ向かう事にしよう。
中では、全小隊が真実を知って呆気にとられていた。
私はひとまず、自席に着く。

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ｶﾞﾗﾗｯ…

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日暮「……どうした。第1小隊以外、顔が死んでるぞ？」

扉を閉めながら先生はそう言った。

日暮「ホームルーム、始めるからな。席に着け。」

皆は我に返り、それぞれの席に座る。

何でそんなに皆は驚いているのでしょう……？

そんなに驚くものかしらね？

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