《151》 ページ9
スズネちゃんの照れた顔、初めて見た……
スズネ「ほら、あいつ……恋愛に疎そうやろ?うちみたいに気付くの遅そうで……告白しても断られそうで勇気、出せなくてな。」
今の彼女は恋に悩む可愛らしい女子、そのものだった。
スズネ「……だから、諦めたいのに諦めきれなくて。あのな、ユノ達に頼みたいんや。こっ、告白の仕方の練習……とか?」
ユノ「任せなさーい!私はAの恋愛感情を引き出したのよ!私にできないわけがないわね〜。」
スズネ「あ、ありがとな!!うちも頑張るわ。」
彼女のいつもの元気そうな笑いを見て、安心した。
さーて、スズネちゃんの為に私も頑張るぞーっ!
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
寮内______
はぁ、疲れたぁ……
.
.
.
.
.
ポフッ…
.
.
.
.
.
ベッドにダイブして鞄をそこら辺に置いた。
だるいのに体を起こして着替えなければならないなんて、更に体力を消耗する気がしてならない。もそもそと起き上がり、パジャマに着替える。
.
.
.
.
.
??「A〜行くよーっ!!」
A「はいはいっ。」
今朝と同じように彼女がやって来た。毎日、時間がくるとこうして私を呼びに来てくれるのだ。頼んだわけでもないのに来てくれるのがユノの仲間思いの表れだ。
ユノ「……スズネの告白の手伝い、かぁ。A、シチュエーションどうする?」
A「告白の場所、かもめ公園でいいんじゃない?」
ユノ「ありきたりだけど成功する確率は高そうね。」
A「次は?」
ユノ「告白の仕方とかかな。」
A「普通に好きって言えばいいんじゃないの?」
ユノ「……却下。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月7日 17時