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午後9時。大体、皆が自分の部屋に戻る時刻である。
私はミハイル君に呼ばれた為、談話室に行く事にした。
A「ごめんね、遅くなっちゃって……」
ミハイル「気にしてない。取り敢えず、座ってくれ。」
A「どうも。」
私とミハイル君はソファに腰掛ける。
ミハイル「伝えておきたい事がある。きっと、叶わないだろうが。」
軽く咳払いをして、口を開いた。
ミハイル「……好きなんだ。その、君の事が……///」
A「出会って間もないのに?」
ミハイル「いや、その前だ。きっと、あの時から。」
A「えーと……私がムラクに会った時?」
ミハイル「ああ。多分、一目惚れ、だな。」
A「そっか。」
私はどう断ればいいか分からなくなっていた。始めから断られると知っているならば何故、告白するのかが私には分からない。
ミハイル「君が、星原ヒカルと付き合い始めた事は知っている。」
A「……何で知ってるの!?」
ミハイル「……カゲトからだ。帰る前に、見たらしい。」
見ている人はいたのだ。いつもなら、視線を感じていたのに。
ミハイル「いいんだ。気持ちが伝えられれば。」
A「ミハイル君……」
ミハイル「その代わり、一つ、願いを聞いてほしい。」
真剣な表情で私を見ている。これは叶えなければなるまい。
ハルキ君も、カイト君にも、答えられなかったのに……
A「うん、いいよ。」
ミハイル「____俺の事を呼び捨てで呼んでほしい。……ムラクのように。」
A「それなら……」
ミハイル「分かった。……じゃあな。」
私も、自分の部屋に戻ろう……
あくびが出てくる。眠いのだと思い、私はパジャマに着替え、髪を整えてから眠りについた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月7日 17時