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《181》 ページ49

午後9時。大体、皆が自分の部屋に戻る時刻である。
私はミハイル君に呼ばれた為、談話室に行く事にした。

A「ごめんね、遅くなっちゃって……」

ミハイル「気にしてない。取り敢えず、座ってくれ。」

A「どうも。」

私とミハイル君はソファに腰掛ける。

ミハイル「伝えておきたい事がある。きっと、叶わないだろうが。」

軽く咳払いをして、口を開いた。

ミハイル「……好きなんだ。その、君の事が……///」

A「出会って間もないのに?」

ミハイル「いや、その前だ。きっと、あの時から。」

A「えーと……私がムラクに会った時?」

ミハイル「ああ。多分、一目惚れ、だな。」

A「そっか。」

私はどう断ればいいか分からなくなっていた。始めから断られると知っているならば何故、告白するのかが私には分からない。

ミハイル「君が、星原ヒカルと付き合い始めた事は知っている。」

A「……何で知ってるの!?」

ミハイル「……カゲトからだ。帰る前に、見たらしい。」

見ている人はいたのだ。いつもなら、視線を感じていたのに。

ミハイル「いいんだ。気持ちが伝えられれば。」

A「ミハイル君……」

ミハイル「その代わり、一つ、願いを聞いてほしい。」

真剣な表情で私を見ている。これは叶えなければなるまい。

ハルキ君も、カイト君にも、答えられなかったのに……

A「うん、いいよ。」

ミハイル「____俺の事を呼び捨てで呼んでほしい。……ムラクのように。」

A「それなら……」

ミハイル「分かった。……じゃあな。」

私も、自分の部屋に戻ろう……

あくびが出てくる。眠いのだと思い、私はパジャマに着替え、髪を整えてから眠りについた。

《182》→←番外編《10》[クリスマスver.]


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設定タグ:ダンボール戦機WARS , ダンウォ , 星原ヒカル   
作品ジャンル:アニメ
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/  
作成日時:2013年12月7日 17時

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