《147》 ページ5
???「……はい。」
セレディ「何でしょう、風陣君。」
カイト「それって……セカンドワールドを否定してるって事ですよね？」
セレディ「……はい。私はそのつもりです。」
カイト「____ふーん……」
彼が面白そうにしているのが見て取れる。
セレディ「世の中には、上に立つ者……権力を持つ者がいます。」
先生の話を聞いた時、彼は横目でゲンドウさんの方を睨んだ。
権力者と聞けば彼には財閥という類に考えがいったのだろう。実際には王族、貴族という金銭についてで大きな戦争になる事も少なくない。
セレディ「権力者が火種で戦争になるのも類を見ません。」
ますますカイト君の楽しさを掻き立てるような話になってくる。現時点で彼は頬杖などつかずに聞き入ってるからだ。
美都先生については顔をしかめていた。その理由は聞かなくても分かる。
その後はアラタ君がバンデットについて聞いていた。先生が答えた直後にチャイムが鳴る。
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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…
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セレディ「終わってしまいました……私の話に興味を持ってくれた人は是非、私の下に来てみて下さいね。」
着席している一同に微笑み掛けて、去って行った。
皆も教室に戻る為に教科書などをまとめている。慌ててユノ達のあとを追った。
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教室内______
アラタ「訳分かんねえよ、あの先生……」
ヒカル「まあな。セカンドワールドを否定していたとは……」
ユノ「おかしい先生よねー。」
私もアラタ君とは同じ考え。
セレディ先生は……何が言いたいの？
皆が口々に言うのに対して、カイト君の方では。
???「今日は珍しく質問までして、どうしたんだ？」
カイト「あの先生の話、面白かったんだよね……」
再び彼はゲンドウさんを睨み、
カイト「権力者、か……」
と呟いていた。
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皆、混乱してる______
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい！頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (
レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ（≧∇≦）これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：籠。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時：2013年12月7日 17時
