番外編《1》[ｸﾘｽﾏｽver.] ページ39
神威島にも冬は訪れる。日差しは弱くなっていき、凍える程の冷たい風が吹いている。
私の部屋の窓は室内と外の気温の差が大きいのかくもっていた。
A「さむ……」
トランクの中にある毛布を使っても、部屋に設置されているストーブをつけてもあまり室温が上がらなかった。
今日は何日だったっけ……
思いながら、壁に掛けてあるカレンダーを見てみる。
____12月24日。
今日は……クリスマス・イブか。
特別、神威島で何をされる事もなく、あるといえば純喫茶スワローで1ホール分のクリスマスケーキが売られるくらいだろう。SCも十分に足りるが、あまり使いたくはない。
今日は何故か学校は休みだし……スズネちゃんとか誘って商店街にでも行こうかなっ。
そう思いたって早速、久し振りの私服に着替えた。
膝まであるフリルのついた淡いピンクのワンピースにレース調の白いケープ。それから、フリルのついたニーハイソックス。低めの位置にツインテールで結んだ後、ピンクのリボンをつけた。左側に三つ編みがあるのはもう、毎回だ。
いつもとちょっと違うから皆、驚くかな？
食堂へと向かう。
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????「____誰だお前？」
この声は……バネッサ！
振り向くと彼女は目を丸くした。
バネッサ「びっくりした……ま、まさかAだっとは……」
A「あまりこの髪型にしなかったしね。」
バネッサ「そういう意味じゃなくて！……男が見たら一瞬で惚れちまう可愛さだろっ！」
A「何で……？」
バネッサ「ムラクが心配だ……あいつ何かな……」
彼女は苦笑する。本当にそうなのだろうか。
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???「うわっ！Aやったのか!!にしてもかわええな〜。」
会ってから間もないのに抱きつくスズネちゃん。
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私より、スズネちゃんの方が可愛いと思うんだけど……？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい！頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (
レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ（≧∇≦）これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：籠。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時：2013年12月7日 17時
