《180》 ページ38
A「聞いてほしい事って……？」
ヒカル「____好きだ。」
A「……え？」
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ヒカル「……君の事が、好きだ。」
A「!?///」
驚きとともに顔がほてりだす。
ま、まさか、両思いだったなんて……!!///
A「私も、ヒカル君の事好き！」
ヒカル「嘘だろ!?……し、知らなかった……///」
俯いて頬を染める彼。突如、顔を上げて、私を包み込むように抱き寄せる。
私の心臓が破裂しそうな程だった。この大きな音が聞こえてなければいいのだが。しばし、彼の肩に顔をのせていた。
ヒカル君、私の事嫌いだと思ってたのに……こんな事ってあるんだね。
ヒカル「……そろそろ、 戻ろうか。……ほら。」
小首を傾げる私に彼は赤面して、差し出していた手を引っ込める。何がしたかったか分からないが、寮に戻るべきなのは確かだ。立ち上がり、先を行くヒカル君を追った。
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食堂内にて______
ユノ「どこ行ってたの!?……もうっ、ムラクとアラタはちゃんとハルキに言って外に行ったのに……」
ヒカル「僕のミスだ。Aは悪くない。」
A「私も悪いよ……！」
ユノ「めんどくさいから、今日は許してあげる！それより……」
にたあっとユノは笑う。こういう時の彼女の表情は大体、彼女にとって愉快な事しか考えていない時だ。どうきりぬけようかと身構える。
ユノ「さっき……ミハイル君が貴方の事、呼んでたわよ？話があるって。」
A「話……？何だろ……」
ユノ「さあ？でも、絶対、恋愛絡みよ!!」
はしゃぐ彼女を尻目に私はヒカル君を見た。彼はどことなく黒いオーラを醸し出しているような気がした。
A「……ヒカル君？」
ヒカル「何でもない。」
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“絶対、ミハイルの言う事は承諾などしてほしくない”と思っていた彼なのであった。
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明日から25日までクリスマス番外編を書きます！←
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい！頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (
レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ（≧∇≦）これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：籠。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時：2013年12月7日 17時
