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キャサリン「そうよっ!……歓迎してあげてるんだから、ちゃんとウォータイムでも働きなさいよね!」
A「キャサリン、上から目線……」
キャサリン「う、煩いわねっ!」
どっと皆が笑う。
ヒヨコ「でも、嬉しいです!!まさかAさんと同じ仮想国で同じ小隊だなんて!」
リオーネ「僕も嬉しいよ!これからたくさん、Aちゃんと仮想国は関係なしで気軽に話せるなんて!それに……ジェノックに戻ってこれた事が何より嬉しい。」
私に駆け寄り、リオーネちゃんは涙をこぼしながら抱きついてきた。彼女を優しく抱き締めて、顔を見合わせ、微笑み合う。
涙を拭いながら、
リオーネ「Aちゃんだけじゃなくて、皆に聞いてほしいんだ。」
と声をはりあげて、涙を拭き取り終わると、ふわりとした笑みを浮かべて言った。
A「聞いてほしい事……?」
リオーネ「うん。君にも……事実を知ってもらいたいからね。」
そう言うと微笑みをとかないまま、目を瞑る。
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全『____!?』
あり得なかった。起きている事が、夢みたいで。白昼夢なら覚めてほしいと思って、頬を抓ってみたが、
A「痛い……」
____夢じゃ、ない……!!
リオーネちゃんは黒髪から私と同じくらいの色の銀髪になり、カールしていた髪の一部にある片方、右側だけを三つ編みで結ってあった。簡潔に言えば私の結っている三つ編みと反対側を結っているようなものである。それ以外は変わった様子はない。
リオーネ「僕の本当の正体。今まで隠してたけど……僕は、本名がちゃんとある。……華藤リオ。華藤シロアの実の妹だよ。」
全『嘘……/だろ……!?』
ほぼ全員がこちらを見てぽかんと口を開けていた。
リオ「今まで隠しててごめん……ジェノックにいた時、言うべきだったね。」
ユノ「そんな事ない……!リオが戻ってきてくれた事で、皆、嬉しいから……!!」
ユノはリオちゃんの元までやって来ると、抱き寄せる。それを見て我に返った第4小隊の皆はわっと集まってくる。
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キャサリン「____変ね……Aとかなり似てるのに、姉妹じゃないなんて……」
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月7日 17時