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《173》 ページ31

翌日の学校にて______


美都「席に着きなさい。」

今まで友人の下へ行ってお喋りをしていた者達が自席に戻り始める。全員座ったのを見届けて、彼女は口を開いた。

美都「今日からジェノックに6人、そして副司令官が配属される事になりました。……入ってらっしゃい。」

扉が開き、呼ばれた6人と副司令官が入ってくる。その人物らを見た時、目を疑った。

A「ムラクにバネッサ……ヒヨコちゃん……リオーネちゃん!?」

思わず声が出ていた。皆も驚かずにはいられなかっただろう。誰よりもアラタ君が一番、驚愕していた。それもつかの間、彼は口元に笑みを浮かべる。
その時、ハルキ君が席を立った。彼は先程まで悲しい顔をしていたが今はうって変わって、真剣な表情だ。ムラクの前まで来ると嬉しそうに「よろしく。」と言葉を交わしていた事は確かだった。

アラタ「今日はジェノック皆でお祝いだ!!皆、いいよな!?」

『うん!』

ゲンドウさんはタイガ君とセイリュウ君と頷き合い、ユノ達も顔をほころばせていた。しかし、リクヤ君とカイト君だけはつまらなさそうにさも不愉快そうな表情で机を見ていたり、頬杖をついていたりした。

____やっぱり、不満なのかな……?

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ユノ「ねえ、A!今日、お菓子買いに行くわよっ。」

いきなり彼女が私の顔を覗き込んできた。ひとまず「うん、いいよ。」と言っておいた。

A「今日、ウォータイムは……?」

ユノ「全小隊、なしみたいよ?」

A「そっか……ところでムラク達は第6小隊でしょ?私は第7小隊なのかな……」

ユノ「うん。Aは第7小隊。それに加えて隊長兼メカニック。それから、ヒヨコちゃんもリオーネもそこだよ。」

A「突然過ぎて何がなんだか分からなくなっちゃって……ユノ、ありがとう。やっと理解できたよ。」

ユノ「どういたしまして〜。さて、行くわよ!!」

ユノ張り切ってる……まあ、バネッサが入ってきたし、頼もしい可愛いあの二人もいるわけだしね……

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私は下駄箱を出て、第4小隊の皆、第1小隊の4人と商店街へ向かった。

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作品ジャンル:アニメ
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/  
作成日時:2013年12月7日 17時

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