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《146》 ページ4

学校にて______

只今、猿田先生の授業が終わり、次は公民である。セレディ先生が単に嫌いなだけなのでさほど公民の分野自体は苦ではない。しかし、憂鬱なのに変わりはなかった。

ハルキ「教室移動するぞ。」

ハルキ君の一言に皆は教科書と筆記用具を持ち、違う場所に移動していく。私はユノ達と行く事にした。

A「……セレディ先生の公民か。」

ユノ「へ?Aなんか言った?」

A「な、何でもないっ。」

運良く、私は後ろの席に座れた。
セレディ先生はもうそろそろ来るらしく、何分間か待っていると扉が開く。

あれ……?何で美都先生まで……

美都「私は見学です。」

彼女はそう言うと、空いている席に腰掛けた。セレディ先生の方は持っていた物を教卓の上に全て置き、ちょっとした笑みを浮かべてから口を開いた。

セレディ「今日から公民を担当する事になりました。セレディ・クライスラーです。」

彼は一旦、口を閉じて、アラタ君の方に目を向けてから不敵な笑みを浮かべて、皆を順に見ながら話し出す。

セレディ「君達はここでウォータイムという区切りの中で戦っています。ですが、ウォータイムばかりでは今の社会を見る事は難しい……」

私をさも見つけたと言わんばかりに目を細めて見続けてくる。

セレディ「ウォータイムでは、再現されないものがあるのです。それがなければ戦い合っても知る事ができない……」

???「……ちょっと待って下さい。」

セレディ「どうしましたか?……星原君。」

ヒカル「今の先生の話……美都先生から聞いたのですが、兵士の感情……ではないのですか?」

セレディ「それとは関係性がありません。私が言いたいのは、戦争に日々怯えながら暮らしている人々の感情……それさえも含めなければ戦争の……ウォータイムの意味、すなわちセカンドワールドの存在価値は無いのです!」

.

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____全面的にセカンドワールドを……否定してるの……!?

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設定タグ:ダンボール戦機WARS , ダンウォ , 星原ヒカル   
作品ジャンル:アニメ
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/  
作成日時:2013年12月7日 17時

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