灰原ユウヤの義妹は女好き系美少女でした。[part4]【ダンボール戦機WARS】

《170》☆ ページ28

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イワン「____華藤、お前も第6小隊を援護してくれるか？」

シロア「もちろんです。」

イワン「第61小隊、華藤シロアもローズシティの防衛へ。……バンデットは容赦なく潰せ。」

全『はい!!』

イワン「よし、行くがいい。」

教官、貴方は何を焦っているのかしら……？

ロシウスはもう、小国になりつつある。それでいいんじゃない？

私はこの戦いの後、ジェノックに行くのだからロシウスなんてどうでもいいけど。

最初から……ジェノックに行くべきだったわね。

あーあ、失敗失敗……

コントロールポッドに乗り込み、自作のLBX、イエローダイヤをセットする。

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『5．4．3．2．1……ウォータイム開始』

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____バンデットなんて、私の敵じゃないわ!!

“彼女”を助ける為に蹴散らしてあげる……

気付けば、ローズシティ上空を彷徨っていた。

シロア「いるわね……バンデット！」

目が燃える様に熱くなり、一瞬、動きが鈍くなる。
これが____オーバーロードよりも進化した別の“チカラ”。
別のLBXの動きが遅く見えてきて、愛機はバンデットのいる所に降り立つ。バルキリーレイピアAを片手に敵を次々とブレイクオーバーに追い込む。

やっぱり……いないようね。ウォータイムに出てないのかしら。

倒していく中で気になる。“彼女”の存在の小ささに。

____訳あってセレディに連れ去られた後、どうなったかも分からない……これは、情報が足りなさ過ぎだわ。ジェノックに行くべきね……

バンデットは半数。ロシウス兵は残り、ムラク小隊、私、剣菱ワタル、グレゴリー小隊。ロシウスの軍人が減っていく。それにしてもやられ過ぎだろう。

伊丹キョウジ……今度こそはロストに追い込んであげる……

私の手に掛かれば、簡単な筈なのに……っ!!

ふと視線を移すと、法条君が伊丹キョウジのグルゼオンに苦戦していた。
それよりも嫌な予感がする。

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____パラサイトキー……!!

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キーを所持している剣菱君の下へ急ぐ。でも、遅かった。

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