《168》 ページ26
ランチ終了後______
私はすぐに職員室に行き、美都先生に許可を貰いに行った。
美都「パラサイトキーが……ロシウスにですって!?」
彼女さえもつきとめられなかったのだ。驚きも大きい。
A「はい。なので……ロシウスのえっと、何とかワタル君とムラク小隊に会わせて下さい!」
深く礼をする。美都先生は「分かったわ、許可しましょう。」と言ってくれた。
美都「言っておくけど、剣菱ワタルよ。」
A「剣菱、ワタル……」
美都「……ウォータイム前には戻ってきてちょうだい。」
A「分かってます。」
私は急ぐ。
イワン先生によると、屋上に例の4人とワタル君はいるのだという。彼には朝、許可を取りに行った。
開け放たれた扉。私は向こうにいる人物を確認してみた。4人とワタル君はいたのだ。
???「____A!?どうしてここに……!?」
????「久し振りだな!A!!」
ミハイル君とカゲト君、そしてワタル君が警戒する中でバネッサは嬉しそうに私に駆け寄ってきてくれた。
バネッサ「ほら、ムラクのとこ行ってこいよ。Aが一番会いたかったのは……ムラクなんだろ?」
彼女の後押しに何かが緩む。目頭が熱くなるのは何故なのだろう。私はムラクに抱きついた。
A「会いたかったんだよ……!ムラクっ!!」
???「ム、ムラクさん!誰ですかこの人!!」
彼を抱き締めつつも、声のした方に振り返る。
この子が____剣菱ワタル君……
ムラク「……紹介しよう。こいつは俺のちょっとした幼馴染の灰原Aだ。ジェノックに属している。」
ミハイル「ジェノックが何でここに……!」
バネッサ「ミハイル!早まるな!!こいつは大丈夫だよ!」
カゲト「そうは言っても……ジェノックなんすよ!?」
二人の言いたい事は分かる。
____敵国は近付くな、そう言いたいのだろう。
.
.
.
.
.
ムラク「決めつけるな。俺が信じてる奴だ。せめて……仲良くしてやってくれ。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月7日 17時