《156》 ページ14
キャサリン「さあ、スズネ……!誰が好きか答えて貰うわよ!!」
スズネ「あのなぁ……うちはあんたに教えるつもりはないわ。」
キャサリン「何ですってぇ!?」
スズネ「あんた、あれなんやろ?好きな人もしうちが言ったらどないしようと思っとるん?」
キャサリン「それはもう、その人物に伝えに行くわ……あっ。」
口を滑らせてしまい、行おうとしていた事が知られてわなわな震え出すキャサリン。これは自業自得である。
スズネ「やっぱりなぁ?キャサリン以外にももう、教えてやらんわ!」
私達を睨みつけてユノの部屋から出て行ってしまった。追い掛けようにもどう声を掛けたらいいのか分からない。
ユノ「んもー!キャサリンー!」
キャサリン「何で私のせいなのよ!!」
ノゾミ「言い合いはやめて!」
彼女の仲裁で一旦は静かになった。二人とも、ノゾミちゃんを見ている。
ノゾミ「……陰でこっそりサポートしてあげましょ?」
A「そうだよ。私とユノはスズネちゃんの好きな人は知ってるし……」
ユノ「そうそうっ。」
キヨカ「まずはキャサリンがへまをしない事を祈るわ。」
キャサリン「何よそれーっ!!」
頬を膨らませてキヨカをきっと睨んだ。彼女はそれを無視してポケットからCCMを取り出していじり始めた。
ハナコ「おっ、落ち着いて、キャサリン……!」
キャサリン「落ち着けないわよぅ……」
彼女は最終的にうなだれてしまったようだ。
ノゾミ「まあまあ、もう自分の部屋に戻りましょ?」
A「それもそうだね。皆、またねっ。」
キャサリンを除いて、他の皆は私に「また明日ね!」と手を振ってくれた。それが嬉しくて私も力一杯、振り返す。
____キャサリンは大丈夫なのかな?
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
部屋に戻って、ベッドにダイブする。
.
.
.
.
.
スズネちゃん、うまくいくといいんだけど……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月7日 17時