《155》 ページ13
ノゾミ「あっ、ところで……二人は何の話をしようとしてたの？」
ユノ「ノゾミなら……大丈夫かも……」
ノゾミ「ん？どういう事？」
ユノ「スズネって子、知ってる？」
ノゾミ「あ……あの子ね!!金箱スズネちゃん！あの子、関西弁喋ってるでしょ？」
彼女の許可もなしに他の子にぺらぺら話してもいいのだろうか。別にノゾミちゃんを信頼してないわけではないが、もしこれを聞いている人がいたりしたら広まってしまうのではないだろうか。ここは皆が使う部屋だ。いてもおかしくない。
ユノ「ここじゃなんだから、私の部屋に行きましょうか。……A、スズネを連れて来て。」
A「はーい。」
彼女達は先にユノの部屋へ、私はスズネちゃんの部屋へと向かった。
いれば、いいんだけど……
不安にかられながらも扉を叩いてみる。
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ｺﾝｺﾝ…
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スズネ「なんや？」
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ｶﾞﾁｬｯ
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鍵の開く音が聞こえ、ゆっくりと状況を確認しながら扉を開けた。
スズネちゃんは眠いのか、目を擦っている。
A「……あのね、ユノの部屋に来てほしいの！」
スズネ「何で行かなあかんの……？」
A「えーと、ノゾミちゃんって子も協力してくれるから！」
スズネ「ほんまか!?」
彼女の頬が赤み掛かる。一気に眠気が吹き飛んだようだ。
スズネ「うち、行くで!!」
A「急ごう！」
早足でユノの部屋に到着。照明の光が眩しく感じる。中に入った時、ノゾミちゃんとユノ以外のあの三人がいる事が分かった。
A「キャサリンにキヨカにハナコまで!?」
ノゾミ「あ、あのね！三人とも協力したいって言ってたわっ！」
彼女の方に目を移すと冷や汗が顔のあちこちに伝っていた。きっと、キャサリン辺りに企んでいる事を言わないように口止めされていたりするのだろう。
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キャサリン____絶対ばらしそうだものね……
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい！頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (
レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ（≧∇≦）これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：籠。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時：2013年12月7日 17時
