《154》 ページ12
ノゾミ「Aちゃん……言わせて貰うよ?……小隊に何人か欲しいって思ってたりするでしょ?」
A「うん。ノゾミちゃんは分かっちゃうんだね。」
ノゾミ「……私はね、Aちゃんの顔見て、分かったの。」
どうやら考えていた事が全て顔に出ていたらしい。
ノゾミ「貴方がどう思っているかは分からないけれど……小隊って何の為にあると思う?」
A「それは______」
能力別じゃ、ないの……?
それだと普通過ぎるのは今の自分でも分かっている。
ノゾミ「____私はね、もっとクラスメイトと団結を深める為にあると思うの。」
A「それじゃあ私、何故、小隊の中でも孤立して……」
ノゾミちゃんに人差し指を口に当てられて最後まで言えなかった。
ノゾミ「それは、何とも言えない。でも、一つだけ確かな事は言えるわ。小隊の中でも輪はできるし、今のユノとAちゃんみたいに交流の可能性も増える。つまり、要は協力させたかった……協力し合える、事だと思うの。」
彼女が言い終わってから気付かされた。
私はどうして区切りをつける事にこだわっていたのだろう。
どうして、その区切りが能力だけだと思っていたのだろう。
私は____一人じゃないというのに。
A「ノゾミちゃん……私……」
ノゾミ「簡単に言えば、Aちゃんは一人じゃないよ。」
ユノ「そうよ。私達がいるわ!」
A「ユノ……ノゾミちゃん……!」
私は泣きながら彼女達に抱き付いた。ユノもノゾミちゃんも何も言わずにただ、優しく抱き締めてくれた。
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何で今まで近くにいたのに気付けなかったのかな……
私、皆の事大好きなのに……
皆が私の事、頼ってくれてるのに……
なんて、私は皆の気持ちを踏みにじっている者なのだろう……
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____これからは、もっと皆を信じていこう。
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アニメより遅れてますが気にしないで下さi((殴
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月7日 17時