《153》 ページ11
A「あっ、ユノ!」
ユノ「ごめんっ。遅くなっちゃった……」
A「美味しいとか言いながらちまちま食べてるからだよ……?」
ユノ「ごめんってば。」
二人で笑い合っていると、皆の利用している部屋に続々と人が集まってきた。
まずい……場所変えないと……
???「またまたガールズトークかい?女子も仲間ごっこ気味じゃないの?」
____カイト君……
カイト「そんな傷ついた顔されても僕は困らないけどね。」
冷たく笑ってその場を去って行った。
ユノ「何か……最近、カイトの様子がおかしいわ。Aもそう思うでしょ?」
A「まあ、そうかもね……」
今日のセレディ先生の公民の時といい、さっきの言動といい、彼は少しセレディ先生の考えに傾き過ぎじゃないだろうか。何か好む理由があるにしてもその理由事態が分からなければ、話を聞く事も極めて困難だろう。
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???「もうっ、またカイトったら……ああ、ごめんね。いつもあいつ、あんなんだからさ、困っちゃうよね。」
私達に話し掛けてきたのは黒っぽい深緑色のショートカットの女の子だった。いつもジェノックにいるのでそこだとは思うのだが、名前が分からない。
???「あ、私ね、笹川ノゾミっていうの。そういえば、Aちゃんが来た時に教えてなかったよね!?」
A「うん……教えて貰ってなかったかも……」
ノゾミ「そうだよね。……いつも、ユノといるから話し掛けていいか分からなくって……」
ユノ「なーんだ……ノゾミ、これからはAとたくさん関わるのよ!」
ノゾミ「そうね!」
ねえ、これ、何の会話なの……?
ノゾミ「それにしたって、カイトのあの言い方はなかったわね。……そうそう、私はあいつと同じ第5小隊なの。あれでも結構チームワークは良い方なんだ。」
小隊の仲間の事を話す彼女の顔は大いにほころんでいた。それ程チームの仲間が好きなのだろう。
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____私、小隊のメンバーが一人しかいない……寂しいよ……
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月7日 17時