4歩目 ページ5
そんなこんなで消えてしまったこんのすけ。
何だお前、私の命より仕事を取るのか。
「最低よっっ！」
とか一人ポツリと泣き真似をすれば直ぐ真顔に戻る。
一人芝居は虚しい。
「…ちょいと本丸お邪魔しますかな」
食料とかちょこっと貰っていこう。
わざわざ呼びに来てくれるかもしれないし。
迷惑だろうからね。
そう思いながら離れから出て本丸への道を歩く。
道が合ってる、合ってないかは知らない。
仕方無いじゃないずっとこんのすけがいてくれると思ってたんだからさ！！
こんのすけの馬鹿！！薄情者！！！
そんな悪態をつきながら本丸の庭へと一歩足を踏み入れた瞬間、
ﾄﾞｼｬｱｯｯ
「what!?」
ふわりと体が浮く。
足場が崩れ、支えが無くなった私は見事に落ちる。
ﾄﾞﾌｯと地面に背中を打つ。それほどの高さではなかったから助かったけど…。
こりゃよく言う『落とし穴』だ。
誰だこんなやつ仕掛けたの。誰宛だ。
そんな事を思いながら立ち上がろうと地面に手を付く。
ｽﾊﾟｯ
「い"づっ…!」
急な痛みに地面から手を離す。
手を見れば見事に切れており血が滲み出し流れ出てきた。
手を付いた場所に目をやれば見える多数のカッターの刃。
刃を折ってばら蒔いただけなのだろうが本当に危ないぞコレ。危険。誰だ作った奴。
そんな風に思いながら私がハンカチで手の応急処置をしていると聞こえる足音。
「へるぷみー、…お助けくださーい」
人数的には一人か二人でしょどうせ！！
落とし穴作った奴でしょどうせ！！！
?「おっ、予想通りに引っ掛かってくれたな？
もっと深く掘れば良かったか」
?2「鶴さんもよくやるよね。土が直ぐそこにあれば今直ぐに埋められるんだろうけど…残念。
…っと、痛がってるじゃないか、可哀想に」
?「光坊、言葉が矛盾してるぞ？……ま、
俺達と比べたら軽いもんだろ？」
そう言い合い笑い合う目の前の二人。
一人は真っ白しろすけ。もう一人は真っ黒くろすけ。
二人はこちらを上から覗き込み嘲笑しているらしい。
いや助けろよ、埋められないなら助けろよ←
?「…さぁて、柊、と言ったかな？
此処から出たいか？」
「当たり前ですよね」
?「ふ、じゃあ助ける代わりに願いを聞いてくれよ」
「見返りですか？…願いは？」
嫌な予感しかしないが一応聞いてみるとしよう。
そんな気持ちで相手の目を見れば彼は言った。
?「助ける代わりにだな？、
『俺達に歯向かわない』と約束してくれ」
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ルーク(プロフ) - 更新されるの楽しみにしてますね！ (2018年4月10日 10時) (
レス) id: e924ffbebc (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 刀剣乱舞昨日始めた始めたばっかりなんですが三日月宗近が２振来たんですが運が良いんですかね？ (2018年4月10日 10時) (レス) id: e924ffbebc (このIDを非表示/違反報告)
日影(プロフ) - これからもこの作品楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2018年1月3日 17時) (レス) id: 314761d269 (このIDを非表示/違反報告)
日影(プロフ) - 初太刀鶴さんって凄いですね！私は刀剣乱舞運営開始日からやっていて、初太刀は鶯丸です(｀･ω･´)ドヤァ←三日月は鶯丸の次に来ました！私も初大太刀は蛍ちゃんです！私はあと、千子村正のみ来てくれれば刀剣全員揃うんですけどね…頑張りましょう！ (2018年1月3日 17時) (レス) id: 314761d269 (このIDを非表示/違反報告)
夕暮ノ穹 - 最高に面白い小説見つけました(θωθ)これからの展開を楽しみにしてます!! (2017年9月24日 20時) (レス) id: 47db33e843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅夜 | 作成日時：2017年9月4日 3時
