好きとはなんでしょう？ KZ恋愛日記

初？メール ページ11

「な、なんでっ！？」

私が驚いてきくと黒木くんは首を傾げ、また考えて始めた。

黒木くんが首を傾げると少し長い髪がさらさらと首や顔にかかり、とっても綺麗…というか美人？だった。

髪が短いと変な方向に髪がはねちゃったりするもんだけど、黒木くんはさらさらでステキだな…
そんなことを考えているうちに黒木くんの考えはまとまったらしく、口を開いた。

「なんか…あんまり隠し事って良くないし。グループ内とかでね。あとはなんか美門との件についても改善策が見つかるかもしれないし、さ。」

そうかな…
だと良いけど。

「というわけでどうかな？アーヤ。」

ん、ちょっと若武にも相談してみるね。
前向きに検討中って事で。

「そっか。じゃ、明日ぐらいに集合かかったら、その事についてって感じかな？」

そーかも。
ま、頑張ってみます！

「ん、応援してるよ。」

☆☆☆☆☆

文面…どうしよ。

今から若武にメールをします。
今まで…っていうか友達だった時と変わらず…でいいのかな。

昨日のメール…返信してないな。
若武が彼氏になってから初メールだ。

ああ、昨日の今頃は翼とも喧嘩してなかったし、彼氏ができてルンルンだったのに。

わーん神様、何でこうなったのー？

ま、そんなことは置いといて…

「若武へ。
こんばんは。実は相談があって…
実は今日、翼と喧嘩してしまいました。原因は私と『誰か』が付き合ってることについてです。もちろん、名前はふせたよ？
でも翼怒っちゃって。
で、さっき黒木くんとたまたまあったので相談に乗ってもらいました。黒木くんからのアドバイスはKZのみんなに関係をばらす、だったんだけど…
若武はどう思う？
返信待ってます。

彩」

よし、と。

たぶんオッケー、かな？
えい、送信！

たぶん若武サッカーか勉強してるだろうから返信は遅いだろうな。

それにしても眠い…
ちょっとうとうとしてしまう。

ま、メールも何時間か先ではあるだろうから寝ようかな。
なーんて、思ってたんだけど…

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