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episode20 ページ22

ゴッ


アタル君が殴られ吹っ飛ばされた。

皆は驚いた様子で見ていた。


アタル「…!?な…何するんだ…!?」


アイジ「何するだ…だって?___

そりゃこっちのセリフだよ柏木アタル

俺の趣味を邪魔しやがって…!!」


アタル「……!?趣味…?」


アイジ「そこの可愛いお姉さんは俺の本性に気付いてたみたいだね」


こより「ちょっ…ちょっと!?あなた!?ひどいです…アタルさんはあなたを助けて__」


アイジは黙らせるようにキスをした。


こより「……え…」


アイジ「あれ?もしかしてお姉さん初キスだったの……?フフ…奪っちゃった♡」


こより「はわ…わ…」


アタル「あ…あ…〜っ〜〜ッッッ!!」


アイジ「あは♡いいねぇその反応…悔しい?ねぇ悔しい?ごめんね お先〜〜♡」


真「はいはいもうそこら辺にくしとい下さ〜〜い以後暴力行為は禁止とさせて頂きます」


アタル「おい!!待てよお前…」


アイジ「んーっまぁちょっとはスッキリしたかな♡本当はあのフードのお姉さんともしたいけど♡

おいお前ら戻っていいぞ!」


そう言った途端フォロワーが増えていった。


沢田「え…さっきのピンチは演技だったって事…?」

玄道「一体何の意味が…!?」


『え?ここまで来てまだわからない?あはは(スリルを味わいたいだけでしょ)今のは言わばごっこ遊び…と言った所なのかな?』


アイジ「そう!お姉さん頭いいねぇ

…でもさっきのじゃ全然イケナイや」ポツリ


『……(今の…つまりは…この人は生と死の狭間で生きた時の安堵感を味わいたい…のかな?だとしたら…)』


沢田「……ごっこ…?」

玄道「どういう事…?」


アタル「スリルだな…!?…不思議だったんだ ノーアンサーの時…言いたかないけどお前の見た目はどう見ても○だ…

だけどお前は__…

あそこでわざわざ×を出す理由__…

てっきりテンパってるだけかと思ってたけど____」


『(凄いや…やっぱりアタル君は希望の人…やっと気付いた…)』


アイジ君の方を見ると興奮していた。


アイジ「…ああいけないいけない…思い出したらコーフンしてきちゃった…

ノーアンサー……!ああ…あの時はサイッコーだったなァ…♡

生から死に片足突っ込んだ絶望的状況…

もうダメだ!死んじゃうぅ!!

だけどそこからギリギリで生還した瞬間…

全身を包む圧倒的安堵!!

セ'ッ'ク'スなんて比べものにならない悪魔的快感……!!」






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作者名:OGー© | 作成日時:2018年3月27日 18時

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