episode4 ページ6
周りがザワつき始めた。
『(絶望的…絶対顔晒したくない…けど…ゼッケンは×で間違いない…)』
マ「あれれっっ?ちょっと皆さ〜〜ん もう始まってますよ〜〜」
すると一人の男が前へと出た。
「俺が一番乗りだ 頼むぜ!!」
マ「ふむでは行きましょう!!
判定は__?×!ゼッケンも×!おめでとう正解です!!」
「よっしゃアアア!!楽勝ォォーーッ!!」
『(成程…プライドの戦い…)』
その後もぽつぽつと並び始めた。
しかし…__
「お願いしま〜〜す♡」
マ「判定は…×!!残念不正解」
「はァァ!?ちょとォなんでよォまぢ意味不明つーかアタシ…」
マ「うるさい」
ズパッ
『間違えたらこうなる…』
そして中途半端な顔でも即死亡というのがわかった。
「オイそこの司会者」
マ「?なんでしょうか?」
「こんなゲームやってられっかよ俺だけでもう終わりにしてくれよ 俺ん家…金持ちでよ…
死にかけのジジイがもうすぐくたばって遺産が入るんだ
その金半分くれてやっからよ 何とかなんねぇの!?」
マ「…うーんそうですね多分もう終われると思いますよ」
「!!へへ…」
『(それは有り得ない…そんな事してくれる連中には思えないし…何か罠があるはず…)』
ピピッ
「え?」
マ「すみません言い忘れてました 現実世界の方々には先程お伝えしたのですが
好評だったのでフォローとフォロー解除はいつでも出来るようにしてみました」
『(先に言わないなんてタチが悪い…)』
「や…やめろォ まだ死にたくない死にたくない死にたくなアアアアアア…」
ドパッ
『(すこぶる絶望…だからこそゲームクリアしたらより一層希望が輝く…素晴らしいなぁ)』
マ「あ…コレも早めに言っといた方が良かったですね 実はアナタ達プレイヤー同士でもフォローは出来るんですよ〜〜〜〜〜」
ざわっ
マ「フォロワー数が少ない人は保険に良いかもですよ ただフォローした相手が死んだら道連れですがね〜
さてさて本筋に参りましょうゲーム再開ーー!!
…ってまたコレですか……」
シーーン
マ「全く…皆さんほんとビビりですね〜〜〜こんなゲーム簡単じゃないですか…
化粧したりしてる人もいますが違うんですよね〜そうじゃないんですよね〜
仕方ないヒントを出しましょうか …知ってました?皆さん この部屋に有名人がいるって事」
次回へ
63人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:OGー© | 作成日時:2018年3月27日 18時