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雫が二十五粒 ページ27

凛side



ふと目が覚めると身体中にあった痣は消えていた。



終わった、か。




「よぉ、目が覚めたか?」



声のする方を見ると中也が壁に背を預けて立っていた。


ちくちょう、様になっててカッコいい



「うん。疲れた。何か喉痛い。」


「そりゃ昨日は大変だったからな。部下から地下から化け物のような叫び声が聞こえたって言ってたしな。」


「うわー、道理で。、、、お腹すいた。」


「和風スパゲティなら用意してんぞ。」



流石



「いつも有難うお母さん。」


「誰が母親だ、ゴラ。」



君の事だよ

ま、言わないけど。



今言ったらパスタ取り上げられる気がする。←←



「んじゃ行くぞ。」


「何処に?」


「俺の部屋。」







そう言われたから着いていったけどさ、



「ポートマフィア本部を探偵社員が彷徨いて良いの!!??良くないよね!?」



お前の家ちゃうんかい!!!


何でポートマフィア本部にあるお前の部屋なんだよ!!


「あ?大丈夫だろ。俺いるし。離れるなよ、下手したら死ぬからな。」


「んな所に連れ来んじゃねぇよ!!てかどんだけ上に行くんだよ!!」



エレベーターの中だから逃げ場ねぇわコンチクショウ!!


ああ、愛しの地上が私から離れていく、、、。←←



するとエレベーターが止まり、扉が開いた。



「行くぞ。」


「さようなら私の地上。君の事は一生忘れないよ。」←←


「おい、変な事言ってないでとっとと行くぞ。」



腕を掴まれ引っ張られていく。


まるでお散歩を嫌がる犬を引っ張る飼い主だな。


、、、ん?


そうなると私が犬になる?



「それは嫌だ!犬になるのは中也だ!!」


「いきなり何だよ!!つか、俺は犬じゃねえ!!!」



あ、中也は"人間"だったわ。


ごめんごめん間違えた。






その後、中也の執務室に着いて用意されていた和風スパゲティは美味しく頂きました。


目茶苦茶美味しかった。

雫が二十六粒→←雫が二十四粒



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狼狐(プロフ) - 必殺!一気読み!!▼狼狐は一気読みを繰り出した▼ ←マジです。1時間で読み終えました(遅)感動し過ぎで泣きました。最初悪女に成り切れない悪女ってどゆこと?って思ってましたがこーゆーこととは・・・・!納得です★あぁ、続きが見てぇ・・・ (2022年2月12日 17時) (レス) id: 563f93d61f (このIDを非表示/違反報告)
つくも(プロフ) - 感動のあまり、涙が……泣けました。コレってアニメ化しないんですか?(冗談です)続編が見たいです。あ、でも、コレで終わりってなるのも味的に良いかも……うあ、でも…………見たい!見たいです!!! (2021年7月3日 15時) (レス) id: 3b5cd0d846 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - 味付けのりぃさん» そう言って下さり有り難うございます! (2019年8月9日 13時) (レス) id: 4f3f949d42 (このIDを非表示/違反報告)
味付けのりぃ - あああぁぁぁ…まじで涙出たぁぁぁぁ…いい話すぎる(?)この作品を作ってくれてありがとうございます…!こんなん泣くしかねーわ(( (2019年8月9日 1時) (レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - 557*ココナさん» この作品を読んで下さり有り難うございました!! (2019年7月29日 13時) (レス) id: 4f3f949d42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨル | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月3日 1時

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